日本語版 v1.3.3

#忍びサンプル: カゲ (影, 「影」)

目次

「面白そうだから。」


Kage, a shinobi, complete upper body from head to waist, half-hidden by a dark sleeve and scarf, one hand holding a small blank message tube, body angled as if listening behind a.

#1段 — 風魔の下忍

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風魔一族で成人したばかりの下忍。無心で口数が少なく、感情が顔に出ない。唯一表に出る感情は、戦場へ出る時の — ごく薄い — 笑みである。「面白そうだから」が口癖。

#背景 — どのように冒険を始めたか

カゲに本名はない。風魔一族にとって本名は六歳までしか許されない。六歳になると最初の任務に配属され、その任務が終わると名前の代わりにを受ける。この者に与えられた号は「影」。影とは太陽を避けるものでも、闇を探すものでもない。

下忍になって最初の任務は、戒主の書状回収だった。十二歳だった。目標である豪族の部屋に忍び込む時、カゲは初めて自分が外郭と外部の境界を自由に越えられることを知った。回収を終えた後も脱出せず、豪族が眠る姿まで見届けてから消えた。師が問うた — 「なぜ残っていた?」 — 「面白そうだから。」

その後の五年間、カゲは一族の通常任務をこなし、忍者刀と苦無を体の一部にした。正式な出陣資格を得たのは十七歳、カグラ藩側の偵察依頼だった。同じ依頼には「マリア」という異国出身の銃使いが配属されていた。カゲにとって彼女は — 自分とはまったく違う種類の人間だった。風より先に音が来る者。その二人の最初の協働で、カゲは初めて「仲間」という概念を問うた。面白そうだから、その問いは残しておくことにした。

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カゲ — 忍び1段
戦力3、防備12(軽甲)、活力12
勇+1、技+2、体+0、知+0、美-1、運+1
背景: 放浪者 (ルート未選択) | 心: 魔 (玄道)

武器: 忍者刀 + 苦無5本

  • 直刺(技、2活力) / 逆手斬り(勇、1活力、潜入維持) / 鞘受け(予約1/即興2) / 苦無投擲(技、1活力、射程隣接)

マヌーバ一覧:

源泉マヌーバ類型活力限界
忍者刀直刺技法2
忍者刀逆手斬り技法1
苦無投擲技法15回 (弾数)
特技影渡り素養外部/外郭自由
背景漂泊者の直感素養
一般幸運児素養

典型的呼吸: 外部から進入 → 不意の一撃(技法 +3、強化奇襲 +2、対象反応不可) → 逆手斬り(1) + 逆手斬り(1) = 4。初撃後に潜入解除。


#5段 — 風魔の中忍

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下忍を脱し、中忍へ昇格。風魔一族の中でも「こいつは一人で送る」と評される。流派は伊賀流 — 風魔所属だが伊賀の秘人秘伝を受けた。一族間の境界を越える特権は、それだけの実力を証明した者にだけ許される。背景ルート: 野生の感覚(B)

#背景 — どのようにここまで来たか

1段以後、カゲは二年間、密偵任務だけに配属された。戦場に立つことは稀だった。偵察、潜入、書状回収、要人観察。その間、カゲの「面白い」の領域は少しずつ広がっていった — 敵の口癖、警備の交代時刻、大名の息遣い。

三年目の春、カゲは四国反乱の情報戦に派遣された。反乱勢力の呪術師がカグラ藩の動向を逆に把握しているという情報を確保することが目標だった。師でもない誰かが言った — 「これは帰れない任務だ。」カゲは笑った。「面白そうだから。」五か月後、帰還したカゲの荷には呪術師の暗号文書七冊があった。指が一本なかった。それを代価として差し出して帰ってきたのだ。

その任務が終わった後、風魔の戒主がカゲを呼び、伊賀流の秘人秘伝免許を渡した。「お前を一族の境界の中だけに置くには惜しい。」カゲは秘人秘伝を受けながら、「分身」と「毒の達人」を選んだ。毒は面白い道具だから、という理由で。

背景ルート野生の感覚を開いたのはその頃 — ある妖魔の巣で死んだ仲間の死体が見つからなかった時、カゲは三日飢えながらその痕跡を追った。嗅覚と空気の流れで道を見つける術をそこで覚えた。仲間の遺体は見つけたが、一部だけだった。その夜、カゲは初めて — 戦場は面白いだけではないのだと — 感じた。

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カゲ — 忍び5段
戦力4(3+強靭1)、防備13(軽甲+技補正)、活力13(10+技3)

![Kage the "Formless Shadow" dissolving into negative space, only a slender blank tanto catching light, body as line fragments](../../../../assets/interior/20260624/batch-5-additional/CDAN-02.webp)

勇+1、技+3、体+0、知+1、美-1、運+1
背景: 放浪者ルートB (野生の感覚) | 心: 魔 (玄道)
流派: 伊賀流 (忍術 — 秘人秘伝)

武器: 忍者刀(業物) + 毒を塗った苦無 + 煙幕弾3個

  • 基本技法 + [免許] 毒の達人(毒効果2倍) + [3段] 奇襲(自動会心)

追加マヌーバ:

源泉マヌーバ類型活力限界
流派免許毒の達人素養毒技法効果2倍
3段奇襲潜入初撃自動会心
5段分身3間合1回、判定 -3ペナルティ分散
背景ルートB獣感覚素養感知 +3

典型的呼吸: 外部から対象区域へ直行 → 奇襲(自動会心) + 毒苦無(1) + 分身(3) = 4。同じ間合で複数対象を同時打撃。


#10段(達人) — 「無形のカゲ」

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伝説の忍び。名前すら呼ばれない。伊賀・甲賀の一族の大半が彼を「先生」と呼び、助言を求める。風魔の首領になる座を断ったという噂が流れる。本人が口を開かないので、確かめる術もない。

威名: 職業の極意 — 影の王。常時潜入状態。奇襲 = 即死。

#背景 — どのように威名を得たか

カゲの伝説が完成したのは、太閤暗殺阻止事件であった。秀吉の暗殺団は何度も組織され、その中で最も危険な一隊は般若会の魔人と結託した醜女の使いだった。彼らが太閤の幕舎へ侵入する直前のその夜、カゲは一人でその外郭にいた。

その後の三間合で起きたことには目撃者がいない。翌朝、幕舎周辺の外郭区域で醜女の使い四体の死体が発見された。全員、毒による死亡、または首の切断。どの死体にも抵抗した痕跡はなかった。まるで眠ったまま死んだように。しかし醜女の使いは眠れる存在ではない。— カゲは彼らを眠る錯覚の中で斬ったのだ。

秀吉は密かに礼をしようとした。カゲは受け取らなかった。代わりにこう言ったと伝えられる — 「面白そうだからやりました。受け取る理由がありません。」

威名影の王を選んだ後、カゲは吉光(伝説の名品短刀)の継承者となった。名品を受け取る日、前の継承者が問うた — 「その刀を何に使う?」カゲは答えた — 「面白い瞬間に使います。」

彼はいまも風魔一族に属していながら、同時にどの一族にも属していない。心府に入れば戻ってくるが — 彼が通った場所に生き残った敵はいない

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カゲ — 忍び達人
戦力5(3+強靭1+体1)、防備14(軽甲+技補正+防御素養)、活力14(10+技3+速度名人 +1)
勇+1、技+3、体+1、知+2、美-1、運+2
背景: 放浪者達人 (不死の放浪者 — 再挑戦権利1回/キャンペーン)
心: 魔 (玄道、揺るがない)
流派: 伊賀流 (秘技 — 殺人香)
威名: 影の王 (職業の極意)

武器: 吉光 (名品 — 頂点の短刀)

  • 直刺 / 逆手斬り / 鞘受け / 不意の一撃 / [名品] 絶命(2活力、3戦力、潜入専用) / [流派秘技] 殺人香(区域毒霧)

追加マヌーバ:

源泉マヌーバ類型限界
7段消失1活力外部復帰
9段無影素養感知免疫
流派秘技殺人香区域毒霧 (戦闘1回)
威名影の王素養常時潜入 + 奇襲時即死

一呼吸7 (速度名人): 外部進入 + 奇襲(即死) + 絶命(2) + 逆手斬り(1) + 消失(1) = 4。戦闘そのものが「一呼吸」で終わる。

「見えないものが最も恐ろしい。」