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#超越スケーリング — 能力値と技能の天井の彼方

目次

超越スケーリング — 能力値と技能の天井の彼方 挿絵

本文書は front に属する。すべての規則は エピックモード(GM承認)前提である。使用する「超越」特技の実際の一覧は 03 にある。

核心原則: 新しい種類の力を加えない。 能力値は依然として能力値であり、技能は依然として技能である。ただし正本が打ち込んだ二つの天井 — 能力値+3技能の自動成功 — を外し、その上へ 線形に さらに育たせる。


#選択ルール — 能力値超越 [Variant · エピックモード]

正本のPC能力値範囲は -3 ~ +3、偶数段成長も +3上限である(co-03-02)。エピックモードはこの上限を能力値ごとに開く。

  • 超越・<能力値>」特技(03)を 職業・一般特技スロット(奇数段または一般特技スロット)で取得すると、その能力値一つの 上限が+1上がる(+3 → +4)。
  • 同じ特技を再び取得すると+5。その上(+6・+7…)は重ねて取得(反復可能)。
  • 上限が開いた後、実際の数値は 偶数段の能力値+1(01)で埋める。すなわち「超越特技で天井を上げ → 昇段で到達」する二拍子である。
段階上限開く法
正本+3基本
超越1+4「超越・<能力値>」 ×1
超越2+5「超越・<能力値>」 ×2
超越N+3+N「超越・<能力値>」 ×N (反復)

派生爆発注意。 能力値+1は単なる判定+1ではない。技(技)+1 = 活力最大値+1(10+技)體(體)→戦力(3+體、+1ごとに戦力+1)美(美)→制圧力オーラ運(運)→運命介入智(智)→指揮活力閾値(智+2以上なら分隊命令1活力) — 能力値の大半に固有派生が広がる(勇(勇)は派生数値がなく、+1がそのまま攻撃・突破・恐怖抵抗の直接上昇としてのみ作用する)(co-03-02)。能力値一つを+5に上げると、そのキャラクターの 大半の派生数値がともに肥大する — ただし智の指揮活力のように閾値で固定される派生は+2以上で増えない(美・運・體・技の派生は閾値なく+1ごとに線形増加するため、閾値で固定される派生は智の指揮活力一つだけである)。これが「バランスを畳む」の実際の重みである。GMは敵の防備・目標値も同じ幅で引き上げ、場面が意味を失わないようにする。


#選択ルール — 技能超越 [Variant · エピックモード]

正本の熟練度は入門+0 · 習得+1 · 免許+2 · 名人+3 · 聖人 = 自動成功である(co-04-09-00)。聖人の「自動成功」は一つの技能では格好良いが、11段以降に複数の技能へ広がると 判定自体が消えて ゲームが崩れる。そこでエピックモードは聖人を 数値で再解釈 する。

  • 聖人 = 固定+4とみなす(エピックモード採用時)。ほぼ常に成功するが、ダイスは振る — 会心・失着・対立判定がよみがえる。
  • その上へ「超越熟練・<技能>」特技で 超越1 = +5、再び取得すると 超越2 = +6 … (反復可能)。
  • 偶数段の 技能+2点は正本どおり受けるが、聖人を超えた技能の追加成長はこの超越熟練スロットで受ける。
  • 聖人(5点・5段階)到達自体は正本どおり 5点投資 + 聖人資格(10段達人、または11段以降 03 の「聖域超越」で追加解禁)を満たさねばならず、エピックモードはその聖人の 効果のみ 自動成功の代わりに+4へ再解釈する。超越熟練スロットは すでに聖人である技能を+5以上へつなぐためだけに 使う。
熟練ボーナス備考
入門 / 習得 / 免許 / 名人+0 / +1 / +2 / +3正本そのまま
聖人自動成功 または +4自動成功(天井固定、超越不可)または+4(超越延長)のうち技能ごとに択1(下記)
超越1+5「超越熟練」 ×1 (聖人=+4択一時のみ)
超越2+6「超越熟練」 ×2
超越N+4+N「超越熟練」 ×N (反復)

自動成功を残したいなら。 一つの技能の聖人「自動成功」をそのまま残すのも選択である。ただしその場合その技能は 自動成功が天井なので、もはや超越熟練で伸ばせない。「自動成功(天井固定)」 vs 「+4から無限延長」のうち技能ごとに択1する。エピックキャンペーンであるほど後者(数値延長)が判定を活かす。


#表 — 二つの梯子の要約

正本天井エピックモード延長開く特技
能力値+3+4 → +5 → +N「超越・<能力値>」(反復)
技能聖人=自動成功+4 → +5(超越1) → +N「超越熟練・<技能>」(反復)

どちらも 線形+1累積である。曲線が折れたり新たな権能が開いたりしない — ただ 止まっていた歩みが続く。 それが本号の言う「超越」である。


#香 — 一文

「天才と神を分かつものは種類ではなく距離だ — そしてその距離は、一歩ずつ狭まる。」