日本語版 v1.3.3

#戦国の日常(戰國の日常, Daily Life in the Warring States)

目次

戦闘だけがすべてではない。刀を置いているあいだ、戦国時代の人々はこのように暮らしていた。


#食べ物と酒

Rice bowl, mending needle, and a small knife on a low tray, ordinary wartime daily life in sparse black lines.

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戦場の武士が食べるのは麦飯(麥飯)と味噌、そして運がよければ干し魚。まともな食事は城でなければ難しい。酒場で温かい飯と酒を口にできることは、戦の合間の小さな幸福である。

酒は文化だ。鬼でさえ酒を好む。酒呑童子が人間の酒を略奪するのは有名な話。商人は戦場に酒を運んで兵の士気を上げ、陰陽師は神に捧げる神酒で結界を強める。

#法 — 食べ物/酒のゲーム効果

状況効果
まともな食事後の戦闘最初の間合、活力 +1
飢えた状態で戦闘最初の間合、活力 -2。各小康で體>=11でなければ戦力 1減少。
酒を飲んだ後の戦闘恐怖免疫。ただしすべての判定 -1。
神酒(陰陽師専用)次の結界/呪術判定 +2

#社会と身分

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戦国時代は厳格な身分社会である。侍、農民、職人、商人。この四つの階級が世界を構成し、僧侶と忍はその外に存在する。半妖はどこにも属せず、野人(蝦夷)は「野蛮人」として扱われる。

だが戦国の混沌が身分を揺るがしている。農民出身の武将が城を築き、商人が大名より裕福になり、僧侶が軍を率いる。「下剋上」の時代。下が上を覆す。

#法 — 身分のゲーム効果

状況判定修正
高い身分が低い身分に交渉+2(権威)
低い身分が高い身分に交渉-2(基本)。名声 4+なら0。
半妖/野人が一般NPCに交渉-3(偏見)。背景ルートA選択時は無効。
商人が誰にでも交渉-0(金貨が身分を無視する)

#旅の風景

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戦国の道は危険だが美しい。桜が咲く山道、霧のかかった川辺の渡し、夕陽に染まる海岸。旅する武士たちはこの風景の中で休み、次の戦場へ歩いていく。

道端の小さな神社で祈れば心が安らぎ、村の井戸で水を飲めば疲れが抜ける。だが山中の地蔵菩薩(地藏)が突然目を開けたり、石灯籠(石燈)に火がひとりでに灯ったりすれば、妖魔が近い。

#法 — 旅イベント d10

旅の途中、GMがd10を振って雰囲気を加える(戦闘ではない)。

d10イベント
1桜道: 美しい風景。すべてのキャラクターが三道六心の現在の心を振り返る。GMがRP場面を誘導。
2道端の神社: 祈れば次の戦闘開始時、運命介入 +1回。
3流れ商人: 消耗品を買える。価格 1.5倍(僻地)。
4廃墟の酒場: 雨宿りできるが、夜に奇妙な音がする。感知>=13成功時、妖狐の幻術を見破る → 妖狐が情報をくれる。
5村の祭り: 住民たちが祭りの最中。参加すれば名声 +1(その地域)。芸人は公演で金貨 d10獲得。
6負傷兵: 道端に倒れた兵士。医術で治療すれば情報をくれる(次のシナリオ手がかり)。放置すれば、怨霊になるかもしれない。
7山賊: 戦闘ではなく交渉機会。交渉>=13または威圧>=11成功時は通行。失敗すれば小規模戦闘(卒分隊4人)。
8温泉: 温泉で休めば戦力全量回復 + 呪い -1。ただし無防備状態で奇襲される可能性がある(d100、01~10)。
9妖魔の兆し: 霊的な気配を感じる。退魔/感知>=11成功時、次の妖魔遭遇表に +10(事前準備)。
10戦場の遺物: 古い戦場で古びた武器または甲冑を発見。d100戦利品表 -20で振る。

#季節と祭り

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戦国時代にも季節は巡る。春の桜、夏の盆踊り、秋の月見、冬の雪景色。祭りのときは戦も少しだけ止まり、村人たちが踊り、歌う。妖魔も祭りのときは人間に紛れ込む。特に妖狐が。

#法 — 季節効果(キャンペーン用)

季節戦闘効果非戦闘効果
霧が頻発(遠距離 -1)。花粉で感知 -1。旅が快適。移動距離 +10%。
猛暑: 中甲は追加で活力 -1。疾病リスク増加。休息時、體>=11。
収穫期。分隊募集費用 -50%。食料豊富。食事効果保証。
積雪: 屋外区域限定で移動活力 +1(屋内・洞窟・心府は未適用)。火攻め不可。野営危険。體>=11でなければ戦力 -1/日。

#夢と前兆

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戦国の武士たちは夢を重んじる。戦闘前夜の夢が吉兆なら士気が上がり、凶兆なら不安になる。陰陽師は夢を解釈して戦術に反映し、現人神は夢でカミの声を聞く。

#法 — 戦闘前夜の夢(d10)

戦闘シナリオ開始前、GMが任意で振る。

d10効果
1~3吉兆: 勝利の夢、先祖の励まし味方全員、最初の呼吸で活力 +1
4~6平凡な夢効果なし
7~8凶兆: 血の夢、倒れる幻味方分隊の結束力 -1(不安)
9予知夢: 戦闘の一場面を事前に見るGMが敵戦術ヒント 1個を公開
10神託: カミまたは先祖の言葉特定キャラクターの三道六心関連RPイベント


#季節祭りイベント(キャンペーン/休息期)

キャンペーンで季節ごとに祭りが巡る。領地経営の季節行動と連動。

#春: 花見

桜の下で酒を飲み、詩を詠む。戦を忘れる唯一の日。

項目効果
参加金貨 1消費。名声 +1(参加地域)。
芸人公演芸人が公演すれば追加名声 +1 + 金貨 d10収入。
交渉機会敵対勢力NPCと非公式接触可能。交渉 +3(祭りの雰囲気)。
妖魔混入d100 01~15: 妖狐/狸が人間に変装して祭りに参加。感知>=13。
三道六心祭りに参加したキャラクターは心の方向を再考する機会。GMがRP場面を誘導。

#夏: 盆踊り

死者の魂が帰ってくる日。灯籠を灯し、踊る。

項目効果
参加戦闘不能キャラクターがいるなら、盆踊りで「魂との対話」可能(シナリオ依存)。
怨霊鎮魂密教僧/浄土僧が経文を読めば、地域内の怨霊遭遇確率 -20(1季節)。
妖魔出現d100 01~20: 魂に混じって本物の妖魔(怨霊/餓鬼)が登場。
夢喰い盆踊りの夜に夢喰いが村に現れることがある。悪夢を食べてくれる好意的出現かもしれない。

#秋: 月見

満月の下で団子を食べ、月に願いをかける。

項目効果
参加運+1回復(戦闘 1回分)。「月の加護。」
陰陽師儀式陰陽師が月見で儀式を行えば、次の戦闘で運命介入 +1回(全員)。
収穫祭連動秋の収穫が豊作なら分隊募集費用 -50%。凶作なら一向一揆蜂起確率上昇。
天狗月見の夜に天狗が現れ「武術稽古」を申し込むことがある。勝利時、天狗の尊敬 + 情報。

#冬: 除夜祭

一年の終わり。鐘を108回鳴らして煩悩を洗う。

項目効果
参加全員、呪い/状態異常 1個解除。「煩悩を洗う。」
密教僧儀式密教僧が護摩を上げれば、次の季節まで地域の霊的汚染 -1段階。
冬の生存冬キャンペーン中、野営チェック(體>=11)。失敗時、戦力 -1。補給品があれば免除。
新年の誓いキャラクターが新年の誓いを宣言すれば、その誓い関連の判定 +1(1季節)。誓いを破れば心が変動。

#休息期イベント表(d10)

キャンペーンの合間の休息期に、GMがd10を振って非戦闘イベントを加える。領地経営の季節行動と並行。

d10イベント機会
1手紙: 故郷/師匠/昔の仲間から手紙が届いた。シナリオフック / 流派関連クエスト導入
2道場巡礼: 流派所属キャラクターが別地域の道場を訪ねる。流派NPC遭遇 / 免許→秘技昇段イベント
3密書: 勢力から秘密任務を依頼される。シナリオ導入 / 交渉イベント
4妖魔の噂: 近隣で妖魔目撃談。討伐依頼 / 探索シナリオ
5訓練: 自由訓練時間。技能経験値獲得 / 流派修練
6商人来訪: 流れ商人が珍しい品を持ってくる。装備購入 / 名品武器の手がかり
7祭り参加: 地域祭りに参加。上の季節祭りイベント適用
8難民流入: 戦争難民が村に到着。人口増加 / 食料問題 / スパイ混入?
9霊脈変動: 地域霊脈が活性化または汚染。風水師/陰陽師クエスト / 区域変形
10昔の敵の知らせ: 以前のシナリオの敵/同盟に関する噂。キャンペーン連続性 / 再登場準備

刀を置いているあいだにも、世界は回る。