日本語版 v1.3.3 · ex-chapter-index
#GMツール
目次
Summary. ex3 第08章フォルダーの入口。
#導入断片 — 種を選ぶ夜
夜が更けると、監察は空き部屋に三つの物を置いた。黒い札ひとつ、濡れた皿ひとつ、折り畳まれた通行証ひとつ。蝋燭の火は通行証の上でだけ不思議に低く揺れた。
「三つとも同じ事件ですか?」若い随行員が尋ねた。
「まだだ」と監察は言った。「私たちが何を先に手に取るかによって、同じ事件になることもあれば、別々の夜に散ることもある」
随行員は黒い札を手に取った。裏面には賭場の印ではなく、見知らぬ家紋が刻まれていた。「これは人の物です」
「人が妖魔を呼ぶために使う物かもしれない」
次に濡れた皿を手に取った。水滴が床に落ちず、皿の中に戻っていった。随行員は顔を引き締めた。「これは井戸から出てきたのですか?」
「いや。井戸がこの皿から出てきたのだ」
最後に通行証を開くと、まだ江戸に着いていない人の印が押されていた。監察は三つの物を並べ直した。
「道具とは答えではない。問いを素早く選ばせてくれる取っ手だ。どの物を先に手に取る?」
この章はそういう取っ手を提供する。すぐ取り出して使える噂と場所と物を示しつつ、どの勢力がそれを必要としたか、誰が先に触れたか、なぜ今夜それが現れたかを必ず問わせる。
#香 — 小さな噂と場所
GMツールは大きな秘密をすぐには投げない。皿ひとつ、黒い札一枚、閉じられた湯屋の扉、橋の下の水音のような小さなものから江戸の夜を開く。
#法 — ツール使用
- 種は表の事件、隠れた真実、関連勢力、最初の戦場へと展開する。
- 場所ごとに区域、制限、目撃者、小康イベントを設ける。
- ツールは新しいルールではなく、既存のcoシーンに付く条件だ。
#詳細文書
「小さな種と正確な場所があれば、江戸の夜は自ずと育つ」