日本語版 v1.5 · ex-doc

#シナリオの種

目次

Fiction-Only + Scene Tool. 江戸キャンペーンにすぐ付けられる事件の種。


#香 — 種は小さな噂としてやってくる

江戸の事件は最初から大きくはない。皿が一枚足りなく、湯屋の主人を誰もが違う人物として覚えていて、黒い札一枚が誤った手に渡る。小さな噂が根を張ると、その下で勢力と妖魔が共に育つ。

#法 — 種の展開

  • 最初の場面では、消えた皿や異なる人物として記憶される主人のような、小さな表の事件を一つだけ見せる。
  • 実際の原因と関連勢力を一つずつ選び、最初の戦場と最後の余波を決める。
  • 短編なら勢力一つで十分だ。長期キャンペーンでは、黒い札、消された名前、同じ封印紋様のような見分けやすい手がかりを一つ繰り返す。
  • 結末は退治、隠蔽、取引、公開のいずれかでまとめ、短編として閉じるか反復の手がかりとして残すかを決める。
  • 同じ事件でも黒幕によって軸が変わる。黒札房なら記録、百物会なら名、黒札組なら商品の物語になる。

#種の形式

項目内容
表の事件人々が信じる話
実際の原因妖魔、人間、勢力、霊界門
推奨の敵使用するデータ
戦場主要区域
後爆風解決後に残る問題

#種12個

題名表の事件実際の原因推奨の敵
皿が一枚足りない夜屋敷の下女が井戸で泣くお菊型の怨霊と消された家門記録お菊型の皿の怨霊、黒札房の手下
湯屋の主人湯屋の客が全員同じ老人を主人として覚えているぬらりひょんが百物会の集合場所を隠しているぬらりひょん、のっぺらぼう
道場の門弟失踪修行生が夜ごとに消えていく裏般若が殺鬼剣豪を作っている門弟分隊、師範代、殺鬼剣豪
参勤交代の空の駕籠大名の駕籠が空だ大名は憑依されて別の行列で移動中憑依の大名、幕府密命監察
遊廓の蜘蛛の巣客が借金だけ残して消えていく絡新婦と黒札組の取引絡新婦、極道行動隊
消えた村の台帳ある村が税の記録から消えた黒札房が霊界門の村を消した黒札房の首領、腐敗した同心
黒い札の競売呪われた名刀が賭けの品になっている黒札組が名刀と怪談を一緒に売っている親分、食客浪人
橋の上の大きな影夜ごとに通るたびに大きくなる僧が見える見越し入道型の妖魔が街道の恐怖を食っている見越し入道変形、百物会の使者
歌舞伎の幕裏の顔役者が毎日違う顔で舞台に上がるお岩型の怨霊が劇場の怪談を支配しているお岩型の怨霊、芸人の情報屋
廃家の無数の目空き家を買った商人が狂っていく目目連が隠された文書を監視している目目連、黒札房の文書官
出島の奇妙な報告書外国人が妖魔を絵で記録した幕府は報告書を消そうとし、百物会は名前を恐れている幕府密命監察、百物会の接触者
カグラ藩の無名の戦い公式記録にない退魔戦が繰り返される幕府がカグラ藩の功績を消しているカグラ藩派遣隊、裏般若の実験体

「良い種は怪談ひとつから始まり、誰がその怪談を必要としていたかを問わせる」