日本語版 v1.3.3

#剣術流派拡張 (劍術流派 擴張) — セクションインデックス

目次

#アイデンティティ

本編の剣術4流派(香取・柳生・伊東・示現)と第1次拡張の地獄剣術流派に加え、全世界・全時代の剣術流派を大規模に追加する。剣のあるすべての文化圏の代表的な剣法を混世霊妖譚の枠組みに編入。

剣術はこの拡張が流派の多様性を最も早く示す試金石。日本国内(天然理心・北辰一刀・直心影)・朝鮮(朝鮮勢法・本国剣)・中華(少林剣・武当剣・唐刀)・西欧(リヒテナウアー・フィオーレ・デストレーザ)をすべて包括。

#デザイン目標

  • 最低10種、最大15種の新規剣術流派。
  • 流派類型の混合:
  • 有名門派 4~6種 (北辰一刀・天然理心・少林剣など)
  • 秘人秘伝 1~2種 (直心影・秘密の剣の系譜)
  • 自己流 1~2種 (独学の道士・浪人の自己流)
  • 異国流 3~5種 (朝鮮勢法・リヒテナウアー・フィオーレ・デストレーザ・唐刀)
  • 技法共有の許容: 複数の流派が「抜刀一撃」などの基本技法を共有しても問題ない。差別化は哲学・接近条件・上位技法で。
  • プレイタイプの多様化: 一撃必殺型・連撃型・防御型・機動型・集団戦闘型・決闘型など。
  • 第1次拡張の地獄剣術流派(22-hell-schools)との直接対決表を提供 (GM判定の補助)。

#§ このセクションのファイル一覧

#参照文書

本編必須:

第1次拡張 (フォーマット参考):

この拡張の内部:


#§ 香 — 未来から来た剣士

盆地の村の四つ辻。侍のサカイは、年を重ねた分だけ無数の剣を見てきた者だった。その四つ辻で、彼は初めて見る剣を見た。

青年だった。やっと弱冠を過ぎたほどの、剣を構えた姿が自分の道場では決して教えない型だった。膝を軽く曲げ、肩を斜めにしたまま、切っ先が敵ではなく自分自身の足元を指している。あの構えからどう斬るのか? サカイには分からなかった。

青年が挨拶をした。サカイが名を尋ねた。

「沖田総司(沖田 総司)。」

「聞いたことのない家門だな。どの流派だ?」

青年は少し躊躇ってから言った。「天然理心流 (天然理心流)です。ご老人にはお分かりにならないでしょう — まだ無い流派ですから。私は ... 少し遅れて生まれる運命だったのです。」

サカイは最初、狂人だと思った。だが青年が一度斬ったとき、サカイは自分が生涯見たことのない正確さを見た。

百年後の剣が百年前の四つ辻に来ていた。 それが百家繚乱だ。一刀の道が百の枝に裂かれ — その百の枝がすべて一つの時代に集う。


「剣は国を越えない。剣士だけが越えるのだ。」