日本語版 v1.3.3
#ダイス体系の補正 (d10 安定補正)
目次
module-toggle: 本編の2d10判定は維持し、シミュレーション型キャンペーンでのみd10安定補正表を追加する。
#アイデンティティ
本編の2d10判定の骨格は維持しつつ、低い結果が過度に頻繁に流れを断つキャンペーンでd10範囲補正表で安定感を加える。判定式そのものを変えるモジュールではなく、選んだ判定に限って補正値を加えるモジュールだ。
#§ 変形 — d10 安定補正
#手順
- 本編と同じく2d10判定をする。
- キャンペーンで定めた安定補正の対象なら、d10を1個振る。
- 下の表の補正値を判定の総合に加える。
| d10 | 安定補正 |
|---|---|
| 1 | +0 |
| 2-3 | +1 |
| 4-6 | +2 |
| 7-9 | +3 |
| 10 | +4 |
#統計的な変化
| d10 範囲 | 補正値 | 使用感 |
|---|---|---|
| 1 | +0 | 運が完全に揺れた瞬間 |
| 2-3 | +1 | 弱い安定 |
| 4-6 | +2 | 標準の安定 |
| 7-9 | +3 | 強い安定 |
| 10 | +4 | 完全な安定 |
平均補正: +2.3。極端値を削除せず、低い判定結果を緩やかに補正する。
#効果
- 平均値 +2 前後 — PCがボーナス +2 を受けた感覚。
- 極端値の保存 — ゾロ目・会心・失敗の感覚は本編と同じ。
- シミュレーションの強調 — 「技術と準備が運を緩やかに補正する」。
#§ 本編 vs d10 安定補正の比較
| 軸 | 本編 2d10 | d10 安定補正 |
|---|---|---|
| 基本判定式 | 2d10+修正値 | 2d10+修正値+d10補正 |
| 平均 | 11 | 13.3 前後 |
| 極端値の頻度 | 本編 | 本編 |
| 判定時間 | 5秒 | 7秒 |
#§ 推奨状況
- シミュレーション・戦術キャンペーン
- PC安定性の優先 (カジュアル)
- 英雄トーンキャンペーン (PC強化)
#§ 非推奨
- シネマティック・漫画 (変動性の減少)
- グリムダーク (PC強化で脅威が弱化)
- 決闘中心 (極端値の減少で決定的一撃が弱化)
#§ 転換ガイド
- 本編 → d10 安定補正: セッション0で補正対象の判定範囲を定める。推奨対象は長期研究、追跡、修理、航海、大規模戦術のように失敗が場面を塞ぎやすい判定だ。
- d10 安定補正 → 本編: 補正表の使用のみ中断する。PCの能力値・技能・目標値は調整しない。
#追加変形
- 保守的な安定: d10 1-3は +0、4-7は +1、8-10は +2。
- 強い安定: d10 1は +0、2-4は +2、5-8は +3、9-10は +4。
「ダイスは一つの答えを与える。しかしどのダイスを振るかによって答えの種類が変わる。」