日本語版 v1.3.3 · fc-index
#日本の神 — 索引と系譜
目次
Summary + Canon. 本文書は等級別ファイルのハブであり、日本神話に初めて触れる読者のための短い前提要約である。各神のデータは等級別ファイルで探す。
#30秒で理解する日本の神道
日本の神道は「神々が数えきれないほど多い」という宗教である。 八百万の神と呼ぶほどに。これらの神々は単一の創造主の分身ではなく、各々が自然·場所·職業·事件から独立して生まれる。
- カミ(神) — 一般的な神々。太陽·嵐·海のような大きな神から、竈の小さな神まで。
- カムイ — アイヌ(北海道の先住民)が使う言葉。同じ「神」だが趣が異なる。
- 神道の神はおおむね記紀(記紀、古事記+日本書紀)神話に根を持つ。 その中心にアマテラスオオミカミ(太陽の女神)がおり、彼女の血統が天皇家へと連なるというのが神道の核心となる物語だ。
仏教と長く混ざり合って、七福神のような混合神格もある。これらも本補足では「神」として扱う。
#基本系譜 (記紀神話の軸)
カミムスビ · タカミムスビ (アメノミナカヌシ — 原初神、本補足の範囲外)
│
イザナギ · イザナミ ← 創造の夫婦 (皇神)
│
┌────────────────┼──────────────────┐
│ │ │
アマテラス ツクヨミ スサノオ
(太陽·皇神) (月·大神/境界) (嵐·大神)
│ │
ニニギ ───────────────┐ ─── オオクニヌシ (出雲系列·大神)
(天孫降臨·大神) │ │
│ │ │
子孫たち (天皇家へ) コノハナサクヤ 地方の神々
(花·出産·大神)
読み方: 縦の矢印は親子の系譜。記紀神話は複雑なので、この図は最も頻繁にゲームに出てくる関係だけを抜き出した。
#等級別ファイル — どこを見るか
| 等級 | ファイル | 代表的な神 |
|---|---|---|
| 5 皇神 | fc01-02-01-koshin.md | アマテラス · イザナギ · イザナミ |
| 4 大神 | fc01-02-02-taishin.md | ツクヨミ · スサノオ · オオクニヌシ · イナリ · ハチマン · タケミカヅチ · ニニギ · コノハナサクヤ |
| 3 中神 | fc01-02-03-chushin.md | 七福神の主要 · 天神(菅原道真) · 熊野 · 山王 |
| 2 小神 | fc01-02-04-shoshin.md | 村の氏神 · 産土神 |
| 1 微神 | fc01-02-05-bishin.md | 竈神 · 門神 · 道祖神 |
| — | fc01-02-06-minor-divinities.md | アイヌのカムイ · 琉球 · 仏教神格 · キリシタン聖人 · 半島渡来神 |
#主要な関係網 (知っておくとシナリオが作りやすい)
#三姉妹·兄弟 — アマテラス / ツクヨミ / スサノオ
イザナギが黄泉から戻って身を清めるときに生まれた三神。各々の領域が太陽·月·嵐であり、この関係が昼と夜の分離 · 天界と地上の分離の起源である。とりわけスサノオとアマテラスの葛藤(兄スサノオが妹を怒らせ天岩戸に隠れた事件)が神道の物語の核。
#二つの系列 — 「天界」vs「国系」
- 天界(高天原) — アマテラス側。天孫降臨でニニギが地上に降りて天皇家の祖となる。
- 国系(出雲) — スサノオ → オオクニヌシへと連なる地上の系列。これらが地上を先に治め、天界へ「国譲り(国譲り·国の譲渡)」で引き渡したのが記紀神話の転換点。
国譲りはゲームに頻繁に登場する。出雲は「敗れた側の記憶」を抱えた地である。
#後代 — ハチマンと天神
- ハチマン — 第15代応神天皇が死後に神格化された存在。武士階級の最高の守護神。
- 天神 — 菅原道真(9世紀の学者·政治家)が恨みを抱いて死に怨霊となったが、祭神化されて学問の神として定着した例。英霊 → 中神昇格の典型。
#日本神話の入門者のための短い案内
- 神の名が覚えにくければ、日本語の音 + その神の役割だけを覚えよう。例: アマテラス = 太陽、スサノオ = 嵐、オオクニヌシ = 出雲の王。残りはデータカードでその都度参照。
- 記紀神話は複雑で、地域·時代ごとに変種が多い。本補足はゲームに必要な骨組みだけを抜き出す。
- 詳しい神話はゲームの外で読んでもよい — 本補足だけでもプレイは回る。
#読む順序の推奨
- 本索引(今、この文書)。
- 皇神 — 3名だけ知れば体系が見える。
- 残りは必要なときに。
とりわけ現在のセッションに登場する神から先に読むのが最も効率的だ。
