日本語版 v1.3.3
#修羅道 (Path of Asura)
戦争の鬼。鬼の核を呑み込み、人間と鬼の間の存在になった武士。
- 役割: 前列破壊者、恐怖散布、自己破壊型ダメージディーラー
- 核心能力値: 勇、体(體)
- 心府進入: 自由進入
- 基盤職業: 侍 × 密教僧(外道)
- 三道六心: 覇または魔。毎戦闘ごとに魔方向へ1段階移動する危険。
- 名人可能技能: 剣術、体術、闘志、威圧、退魔(逆用)、強健
- 開始自動技能: 剣術習得、体術入門、闘志入門、威圧入門
魔人職業共通: GM許可が必要。悪役プレイガイド参照。
#香 — 血に酔った刀
ある侍は、戦であまりにも多くの血を流す。敵の血も、自分の血も。戦が終わっても刀を置けない。血の匂いがなければ眠れず、敵がいなければ息ができない。
そのような武士が鬼の核(鬼核)を呑み込むと — 修羅道に堕ちる。仏教でいう阿修羅の世界。絶えず戦い、絶えず怒り、絶えず血を流す存在。人間の剣術に鬼の力が宿り、「戦争の鬼」が生まれる。
酒天山の酒呑童子が修羅道の武士を見れば — 「おお、同類」。だが修羅道の武士は酒呑童子のように酒を楽しむことはない。ただ戦闘だけを望む。それが酒呑童子よりも恐ろしい点である。
- 推奨武器: 金棒(鬼の武器)、斬馬刀(大型刀)、打刀
- 推奨流派: 示現流(一撃特化 — 修羅道の爆発力に合う)、なし(獣じみた自己流)
- 推奨陣営基盤: 酒天山(狂戦士の血 — シナジー最大化)
#法 — 特技一覧
#1段: 鬼の核 (鬼核) [素養]
[素養] 鬼の核 (鬼核)
効果: 鬼の核を呑み込んだ状態。常時効果:
- 攻撃判定 +2(鬼の力)
- 戦力 +2(鬼の耐久)
- 恐怖免疫(怒りが恐怖に勝つ)
- **人間性**: 開始10。各戦闘終了時 -1。0になるとNPC鬼へ転換(キャラクター喪失)。
- 人間性回復: 非戦闘時、意味のある人間関係イベント(GM判断)で +1。最大10。
#3段クラス特技(1つ選択)
| 特技 | 類型 | 活力 | 限界 | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| 金棒技法 | [素養] | — | — | 金棒武器を使用可能(通常は鬼専用)。金棒強打: 3活力、2d10+勇+体術 >= 防備、2戦力。会心時3戦力 + 敵強制移動。 |
| 修羅の咆哮 | [型] | 2 | 間合1回 | 隣接区域を含む敵全員に精神耐性(勇>=13)。失敗時、無防備(1呼吸)+ 分隊結束 -2。味方分隊も結束 -1(恐ろしい)。 |
| 戦の感覚 (戰の感覺) | [素養] | — | — | 心府自由進入/離脱(侍の強行突破制限解除)。心府で攻撃 +1追加。「戦の心臓で最も落ち着く。」 |
#5段クラス特技(1つ選択)
| 特技 | 類型 | 活力 | 限界 | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| 狂乱の刃 (狂亂の刃) | [型] | 3 | — | 同じ区域の全員(敵味方問わず)に武器攻撃A判定。成功時、各1戦力。失敗時も50%確率で命中(狂乱)。人間性 -1。 |
| 修羅の甲 | [素養] | — | — | 戦力が最大値の半分以下のとき、防備 +3。戦力1のとき防備 +5。「傷が鎧になる。」 |
| 鬼の再生 | [素養] | — | — | 毎小康、戦力1自動回復。鬼の核が身体を修復する。ただし人間性が5以下のときのみ作動。 |
#7段高級特技(1つ選択)
| 特技 | 類型 | 活力 | 限界 | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| 大回転 (大回轉) | [型] | 4 | 間合1回 | 金棒/斬馬刀専用。同じ区域の敵全員に2d10+勇+剣術+2 >= 防備。各2戦力。卒/雑兵は即死。「鬼の一撃。」 |
| 修羅道顕現 (修羅道顯現) | [姿勢] | 3 | 維持 | 維持中: 攻撃 +3、防備 -3(自分)、毎呼吸敵味方問わず最も近いユニットを攻撃しなければならない。解除には勇>=13判定が必要。 |
| 血の渇き (血の渴き) | [素養] | — | — | 敵撃破時、活力3回復 + 戦力1回復。連鎖撃破可能。「血が私を生かす。」 |
#9段高級特技(1つ選択)
| 特技 | 類型 | 活力 | 限界 | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| 阿修羅王 | [素養] | — | — | 人間性が3以下のとき: 攻撃 +5、防備 +3、戦力 +3、活力 +3。完全な鬼に近い力。ただし毎間合、人間性 -1。 |
| 修羅結界 | [姿勢] | 3 | 維持 | 維持中、同じ区域が「修羅場」になる — 区域内のすべてのユニット(敵味方)の攻撃 +2、防備 -2。逃走/離脱不可。「この中では死ぬまで戦う。」 |
#極端な長所
- 純粋戦闘力最強。鬼の核ボーナス(攻撃+2、戦力+2)に侍の前列技術が合わさる。
- 咆哮で分隊全体を無力化する大軍制圧能力。
- 戦力が低いほど強くなる逆転の戦士。死の直前が最も恐ろしい。
- 心府自由進入 + 心府ボーナス = 心府の支配者。
#極端な短所
- 人間性システム: 毎戦闘 -1。0になるとキャラクター喪失(NPC鬼へ転換)。回復は極めて難しい。
- 毎小康、体>=13狂乱判定: 失敗時、1呼吸の間、敵味方無差別攻撃。味方を斬る。
- 交渉 -2: 鬼の気配が顔に出る。角の痕跡、赤い目。
- 退魔弱点: 鬼の核により、退魔技法から追加1戦力被害。
- 味方結束低下: 修羅の咆哮を使うと味方分隊も結束 -1。
#典型的呼吸パターン(5段、金棒)
カウント12 — 初呼吸:
金棒強打(3) + 修羅の咆哮(2) = 5
→ 敵2戦力 + 区域全員恐怖
カウント8 — 二度目の呼吸:
金棒強打(3) + 予約: 金棒受け(2) = 5
→ 敵2戦力 + 反撃準備
残り活力: 13(鬼の核+2) - 5 - 5 = 3(保存)
#区域ボーナス
| 区域 | ボーナス |
|---|---|
| 前列 | 金棒 +1(長兵器扱い)。制圧力に寄与。咆哮の範囲が広い。 |
| 心府 | 自由進入。金棒は+1活力だが、修羅道の純粋戦闘力が心府を支配する。 |
| 後列 | 行かない。修羅道は戦の心臓にだけいる。 |
#三道六心葛藤
修羅道の核心ドラマは人間性の消滅。
- 「私はまだ人間なのか?」 — 人間性が減るたびにこの問い。
- 鬼の誘惑: 「核がさらに欲している。」人間性5以下でGMが鬼の囁きをRP。
- 人間関係の錨: 人間性を回復する唯一の方法は、戦闘外の人間関係。仲間との会話、村人との交流、愛。
- 酒天山との関係: 酒呑童子は修羅道の武士を「歓迎」する。だが修羅道の武士が酒呑童子の配下になるのか、自分の道を歩くのかは — 人間性にかかっている。
- 最終葛藤: 人間性0になる前に、鬼の核を自発的に除去できる。戦闘力は半分に落ちるが — 人間に戻る。これが修羅道PCの最も劇的な選択である。
「血の匂いがなければ眠れない。それが人間のものなのか、鬼のものなのか — もう区別できない。」