日本語版 v1.3.3

#第4章妖魔図鑑 — 焦熱の妖魔5種 + ボス1

目次

5種 + ボス1。焦熱ギミック適用 — 業火、退魔反射、灰の侵食。 本編妖魔図鑑の鬼·怨霊系列の拡張。本編規格(雑/卒/練/将/主)をそのまま用いる。

本編参照

- 必須: 妖魔図鑑 (ステータスブロック·技法4種構造·制圧力換算式·非実体統一ルール) · 区域ギミック · 聖火/火炎環境 · 10段威名 (4章PC 6~8段)

- 参考: 第4章概要 · 閻魔童子の封印

- この補足内: 00-05設計ノート — 威名境界 · 22-04焦熱流流派 · NPC名簿 · 焦熱鏡ガイド

判定表記一括: 2d10 + 能力値(数字) + 熟練度 >= 防備。時間単位は間合。ダイスは2d10/d100/d10のみ。能力値は勇/技/體/智/美/運の6種。


#§ 焦熱共通ギミック — 本章全域

本章の全妖魔に適用される三つの共通ギミック。個別ステータスブロックには参照表記のみ。

#業火

火属性技法の被撃時、対象に「業火」印。毎小康1戦力追加。解除: 體判定 >= 13 (毎小康1回自動試行)。水·聖水·聖火遮断環境に入ると即時解除。

#退魔反射

一部妖魔(業火兵·灰の演首·大法王)に特殊能力として明記。本編非実体体系とは別。効果: 退魔技法(符·真言·邪法)命中時、判定結果を攻撃者の防備に対して逆ロール。成功時、攻撃者に同一被害。アトベ・レイカの灰の所持者は免除。

The Karmic-Fire Soldier: flame shaped into armor, an empty helmet with light where eyes belong, a fire-wreathed sword; flame as silhouette-edge

#灰の侵食

長時間滞在ギミック。焦熱都市区域にいる間、毎間合PC霊界露出度 +1 (各PC 1回)。戦闘間合と移動間合の両方を含む。結界区域(神社跡·聖水井戸など)では累積停止。

#還元の灰 (所持品)

毎間合、PCの紙所持品の縁が1mm灰化。繊維表面に灰が付着。戦闘の長さがそのまま還元累積になる。還元加速妖魔に近接すると2倍。


#図鑑概要

登場幕主ギミック処置難易度
燃える魂 (灰火)1·2幕質問回避時に敵対化。会話可能。
灰の兵士 (灰兵)2·3幕派閥再現。内戦無限再生。

The Ash Soldiers: ash spilling from armor seams, two facing mid-strike in an endless war, forgetting whom to cut; faces blank

| 半灰者 | 卒 | 3幕 | 抵抗しない。破壊時、露出度。 | 交渉型 | | 業火兵 | 将 | 4幕 | 退魔反射。名前弱点。 | 中~高 | | 灰の演首 | 将 (上位) | 4幕 | 七つの目·多重攻撃。還元加速。 | 高 | | 焦熱の大法王 | 主級 | 4幕4セッション | 3段階。解放宣言エンディング。 | 最上 |


#1. 燃える魂 (灰火, はいび) — 卒

#§ 香

「おまえは — 誰のために来たのか。」

声はまたたく灯火のように揺れる。顔はほとんど消えている。胸の中で炎が心臓のように打つ。口を開くたび灰がこぼれる。熱はない — むしろ冷たい。それがいっそう恐ろしい。

城門前の通りに4体が並んで立つ。彼らはあなたの名を問わない。あなたの答えを問う。

#§ 法

燃える魂 (灰火) — 卒
戦力 1, 防備 10
分隊 4体。制圧力 分隊 +2。
自身の活力なし (指揮時発動または放浪活力 10)。

技法 (指揮時発動):

  • 炎の手 (灼手) [指揮·攻撃] — 2d10 >= 防備 | 1戦力 + 業火印。
  • 灰の嘆き (灰嘆) [指揮·攻撃] — 自動 | 同一区域全員、勇 >= 11失敗時、恐怖1間合。

特殊:

  • 初遭遇 — 質問: 初遭遇時、攻撃しない。PCに質問を投げる (第1幕 1.2)。正直に答えると散る (戦闘なし)。拒否·嘘なら敵対化。
  • 真実の呼名: 戦闘中、PCが自分の真実を一文で叫ぶと(語り手裁量)、その分隊1体が永久消滅。
  • 会話可能: 戦闘中も交渉可能。判定 >= 13成功時、その分隊は離脱。

#2. 灰の兵士 (灰兵) — 練

#§ 香

「私は — 誰の味方だったのか。」

甲冑の隙間から灰がこぼれる。剣を持っているが — 誰を斬ろうとしていたのか忘れている。同じ通りで別の甲冑を着た仲間が自分へ突進してくる。彼らは互いを斬る。また立ち上がり — また斬る。200年目だ。

分隊3体が通りの両側で向き合って立つ。PCが通ると — そのとき初めて止まる。そのとき初めてPCを見る

#§ 法

灰の兵士 (灰兵) — 練
戦力 3, 防備 13
分隊 3体。制圧力 分隊 +3。
自身の活力なし (指揮時発動または放浪活力 10)。

技法 (指揮時発動):

  • 灰色の刀 (灰刀) [指揮·攻撃] — 2d10 + 勇(+1) >= 防備 | 1戦力。
  • 派閥突撃 (陣突) [指揮·攻撃] — 2d10 + 體(+1) >= 防備 | 1戦力 + 強制移動(1区域)。
  • 内戦再現 (內戰再現) [指揮·構え] — 自動 | 区域内に敵対派閥分隊が存在する間、灰の兵士全員の防備 +1維持。敵対派閥全滅時に解除。

特殊:

  • 派閥再現: 200年前の内戦を無限に再現する。PC介入前まではPCを認識できない。介入時、PCの累積回答傾向(3幕まで)で味方/敵を判定。
  • 内戦復活: 分隊全滅後、1d10間合経過すると別の通りに同じ派閥の灰の兵士が再出現 (都市解放まで)。
  • 交渉可能: 指揮官格(練基準の分隊長1体)との交渉判定 >= 15成功時、分隊休戦。

#3. 半灰者 — 卒 (特殊)

#§ 香

... ... ...

口が動く。音はない。半分は人、半分は灰塊。目は開いている。PCをまっすぐ見る。何かを言おうとする。しかし灰が喉を塞いだ

30人が地下水路中央ホールに跪いている。互いの名を忘れたまま。

#§ 法

半灰者 — 卒 (固着·非戦闘)
戦力 1, 防備 0 (抵抗なし)
分隊なし。個体単位。制圧力 個体 +0.5。
自身の活力なし。攻撃技法なし。

技法: なし。攻撃しない。抵抗しない。

特殊:

  • 抵抗しない: 破壊時、自動消滅 (判定なし)。1体破壊ごとに露出度 +1。集団(30人以上)一括破壊時 +3。
  • つぶやき — 感情伝達: 霊的感知判定 2d10 + 智 >= 15成功時、感情の形で受信。30人同時受信時、呪術耐性 2d10 + 智 >= 13失敗時、1間合行動不可。成功時、定住エンディングの知識1。
  • 解放 (消滅): PCが解放呪文(焦熱流または退魔系)判定 2d10 + 美 >= 18成功時、感謝の感情を伝えた後、自発的に消滅。露出度影響なし。

設計意図: 半灰者は戦闘相手ではなく道徳装置00-05設計ノートの「勝利の定義再設定」原則を反映。


#4. 業火兵 — 将

#§ 香

「王の命だ。燃えよ。」

生きている炎が甲冑になっている。兜の内側は空だが — 光が瞳の位置に刺さっている。剣には消えない火がついている。彼が一歩踏むと、踏んだ場所の床が灰になる。

天守閣階段の上から一体が降りてくる。この体は200年前 — この領地の近衛だった。

#§ 法

業火兵 — 将
戦力 4, 防備 15, 活力 10
勇+3, 體+2, 技+1
制圧力 +4

技法:

技法類型活力判定効果限界
業火刀攻撃A (勇)22d10 + 勇(3) >= 防備1戦力 + 業火印。
火炎斬り (火焰斬)攻撃B (體)32d10 + 體(2) >= 防備同一区域全員。各1戦力。命中者に業火印。間合1回
業火盾防御予約2/即興32d10 + 體(2) >= 敵攻撃被撃無効。接近攻撃者に業火印。
[免許] 王の火 (王炎)攻撃 (勇)42d10 + 勇(3) >= 防備2戦力 + 業火印。命中時、対象防備 -1 (1間合)。間合1回

特殊:

  • 退魔反射 [特殊能力]: 退魔技法命中時、攻撃者の防備に対して逆ロール。成功時、攻撃者に同一被害。アトベ・レイカの灰の所持者は免除。本編非実体とは無関係 — 業火兵は実体。
  • 名前弱点: 業火兵各体は200年前の本名を持つ。智判定 2d10 + 智 >= 15成功時、推定名を1回叫ぶことができる。合っていれば1間合 防備 -3。間違っても効果なし (ペナルティなし)。イザナギの「泣の剣」技法を持つPCは判定 +3。
  • 業火印転嫁: 業火兵は自分の業火印を無効化。業火印はPCにのみ累積。

#5. 灰の演首 — 将 (上位) / 主級下位

七つの目の一部と、灰と化した声の黒い曲線。

#§ 香

「私は — 彼を守ろうとした。それだけは — 覚えている。」

七つの炎の目が同時に動く。顔はない。目だけがある。頭の位置には — 七つの小さな太陽が輪を作って浮いている。甲冑はあまりにも大きく — 人が入る大きさではない。中に入っているものは — 光。

天守閣2階の階段で待っている。PCが上ってくるのを。

#§ 法

灰の演首 — 将 (上位) / 主級下位
戦力 5, 防備 14, 活力 12
智+3, 技+2, 勇+2, 美+2
制圧力 +4 (近接時、還元加速オーラ)

技法:

技法類型活力判定効果限界
七つ目の視線 (七眼射)攻撃A (智)32d10 + 智(3) >= 防備同一区域で異なるPC最大3体に各判定。各1戦力 + 業火印。
連続斬撃 (連斬)攻撃B (技)32d10 + 技(2) >= 防備同じ対象に2回連続。各1戦力。両方命中時、会心処理(3戦力)。間合1回
七つ目防御 (七眼盾)防御予約2/即興32d10 + 智(3) >= 敵攻撃被撃無効。七つの目の一つで攻撃者を見抜く → 攻撃者の次判定 -2。
[免許] 七つ炎開眼 (七炎開眼)攻撃 (智)52d10 + 智(3) + 1 >= 防備同一区域全員。各2戦力 + 業火印。戦闘1回

特殊:

  • 退魔反射 [特殊能力]: 業火兵と同一。アトベ・レイカの灰は免除。
  • 還元加速オーラ: 演首に近接(同一区域)している間、灰の侵食露出度累積2倍。PC所持品の還元も2倍。
  • 非常召喚: 戦力半分(2以下)到達時、分隊命令1回 — 業火兵 (将級)不可、代わりに燃える魂分隊1組(4体)即時召喚。間合中の自由行動として処理。
  • 七つの目: 多数攻撃の説明的表現。数値は「攻撃A」参照。

設計境界: 演首は将上位/主級下位境界。能力値合計 +9(主級許容 +10以下)、活力12(主級最低)、戦力5は主級基準だが退魔反射特殊能力で補完された将級。00-05設計ノート — 威名境界原則上、4章PC 6~8段がパーティ単位で対応可能な上限。


#6. ボス — 焦熱の大法王 — 主級

炎を直接描かず、黒い灰と法座として表される大法王。

#§ 香

「おまえたちは — 私がどこから来たのか知っているか。」

玉座は灰でできている。住民たちの灰だ。冠は七つの炎の舌でできている。彼自身が生きている炎だ — しかし熱くない。彼の火は霊的な火である。1段階は会話。2段階は本当の熱。3段階は — 休息

本名: キタミ・マサノブ (北見正信)、200年前のキタミヤマ領主。変容派最終形。

#§ 法 — 3段階構造

主級ボスは段階別に戦力·防備·活力を再設定する。段階移行時、活力リセット。本編大鬼·酒吞童子上位に位置。

#段階 1 (王の試験 / 試)

焦熱の大法王 [段階 1 — 試験] — 主級
戦力 6, 防備 16, 活力 13
美+3, 智+2, 勇+2, 技+2, 體+1 (能力値合計 +10、主級許容)
制圧力 +1.5 + 美オーラ (区域の敵は毎呼吸 美>=13失敗時、判定 -1)

技法 (段階 1):

技法類型活力判定効果限界
王の問い (王問)攻撃A (美)2美対立 (2d10 + 美(3) vs 敵 2d10 + 智)被害なし。失敗時、対象1間合行動不可。「答えるまでは動けない。」
灰の凝視 (灰視)攻撃B (智)22d10 + 智(2) [霊体]1戦力。退魔所持者には通常防備適用。
玉座の結界 (玉座結界)防御予約2/即興3自動被害 -1戦力 (最低1)。灰の玉座が吸収。
[免許] 試験宣言 (試宣)3— (自動)段階2移行条件を宣言。PC回答傾向により段階2または3へ分岐。戦闘1回

特殊:

  • 会話優先: 1段階は戦闘より会話中心。PC回答により段階2(怒り)または段階3(解放)へ即時移行可能。
  • 鏡印弱点: 3幕で三つの通り(帰還派·定住派·変容派)をすべて見たPCは、大法王攻撃戦力 +1。

#段階 2 (王の怒り / 怒)

焦熱の大法王 [段階 2 — 怒り] — 主級
戦力 7, 防備 17, 活力 14
勇+3増加 (段階 1 勇+2 → +3 実行値は +5として累積·表記は +3計算)
美+3, 智+2, 勇+5, 技+2, 體+1 (怒り補正 勇+2適用値)
制圧力 +1.5 + 美オーラ

技法 (段階 2 — 怒り技法活性化):

技法類型活力判定効果限界
業火の洪水 (業火洪)攻撃A (勇)42d10 + 勇(5) >= 防備区域全員。各2戦力 + 業火印。この瞬間、焦熱が初めて熱くなる — 実際の火傷。間合1回
王の視線 (王視)攻撃B (美)3美対立 (2d10 + 美(3) vs 敵 2d10 + 智)失敗時、恐怖1間合 + 2戦力。
怒りの玉座 (怒座)防御予約2/即興3自動被害 -2戦力 (最低1)。被撃時、攻撃者に業火印を転嫁。
[免許] 王の一撃 (王一擊)攻撃 (勇)52d10 + 勇(5) + 1 >= 防備3戦力。会心時4戦力。対象防備 -3 (1間合)。戦闘1回

特殊:

  • 退魔反射 [特殊能力強化]: 大法王は判定結果に関係なく、退魔技法命中時、攻撃者に同一被害 + 業火印。アトベ・レイカの灰の所持者は免除。
  • 玉座の召喚: 毎3間合ごとに分隊命令1回 — 業火兵 (将級)1体または燃える魂分隊(4体)召喚。最大2回。
  • 名前弱点: 「キタミ・マサノブ」を叫ぶと1間合 防備 -3。戦闘1回限定。
  • 鏡印弱点: 段階1と同一。
  • 怒り転換条件: 段階1試験で「挑発·軽蔑·偽りの同調」回答、または戦力被害2以上累積。

#段階 3 (王の解放 / 解)

焦熱の大法王 [段階 3 — 解放] — 主級
戦力 5, 防備 15, 活力 12
美+3, 智+2, 勇+2, 技+2, 體+1 (怒り補正解除)
制圧力 +1.5 (美オーラ解除)

技法 (段階 3 — 会話可能·抵抗最小):

技法類型活力判定効果限界
最後の問い (終問)攻撃A (美)2美対立 (2d10 + 美(3) vs 敵 2d10 + 智)被害なし。失敗時1間合行動不可。「おまえは — どう生きるのか。」
灰の涙 (灰涙)攻撃B (智)22d10 + 智(2) [霊体]1戦力。PCが共感·憐れみを宣言した場合、自動失敗(被害なし)。
解放の玉座 (解座)防御自動被害 -1戦力 (最低1)。ただし攻撃者への反射なし。

特殊:

  • 会話可能: PCが解放宣言(「もう休んでもいい」 / 「あなたは十分にやった」 / 類似台詞)を行うと戦闘終了。叙事的エンディング。
  • 解放受諾: 解放宣言後、大法王は抵抗せず消滅を受け入れる。都市全体の解放へつながる。
  • 退魔反射解除: 段階3では退魔反射特殊能力が自動解除。
  • 解放移行条件: 段階2で戦力2以下到達 + PCが鏡印所持 + 解放台詞宣言。

#§ ボスエンディング結果

結末獲得
解放 (段階3解放宣言)高純度核1個 + 都市全体の残存気運(結界HP +60) + 閻魔童子完全情報 + 大法王の王冠灰
殺害 (段階2で戦力0)高純度核1個 (強力) + 閻魔童子情報一部(3軸中2軸のみ) + 大法王の王冠灰 + 露出度 +2

設計ノート: 主級規格上、能力値合計 +10上限、活力12~15内。段階別戦力6/7/5は主級上限(8)内。00-05設計ノートの「変容エンディング — 鏡」原則をボス戦構造として実装。3段階構造は本編閻魔童子封印解除段階と並行。


#§ 本章専用ルール参照

#業火印 — 解除経路

経路判定 / 条件費用
自動小康體 >= 13 (毎小康1回自動)
聖水·聖火区域進入自動区域移動1間合
焦熱流退魔「灰の還元」2d10 + 美 >= 13活力 2
燃える魂「真実の呼名」代替可能 (区域解放時同時解除)叙事判定

#退魔反射 — 免疫経路

対象免疫条件
アトベ・レイカの灰を所持するPC全区間免疫
焦熱流入門PC自分の退魔技法に限り反射率50%減少
本編退魔流派 (修験道·真言) PC効果なし (焦熱特性)

#灰の侵食 — 区域別累積

区域累積率
都市通り (共通)毎間合 +1
天守閣外郭毎間合 +1
天守閣内部毎間合 +2 (灰の演首近接時 +2追加)
大法王玉座室毎間合 +3
神社跡·聖水井戸累積停止

#§ 遭遇表 — 本章ランダム遭遇

GM裁量ランダム戦闘時、2d10を振る。

#1~2幕遭遇表

出目遭遇制圧力
2~5燃える魂分隊1組 (質問場面)+2
6~9燃える魂分隊1組 (通り徘徊)+2
10~13灰の兵士分隊1組 (通り内戦)+3
14~17灰の兵士分隊2組 (両派閥衝突)+6
18~19業火兵1体 (天守閣偵察兵)+4
20灰の演首遠距離観測 (遭遇ではなく、緊張演出)

#3~4幕遭遇表

出目遭遇制圧力
2~4燃える魂分隊1組 + 灰の兵士分隊1組+5
5~8灰の兵士分隊2組 (派閥紛争)+6
9~12業火兵1体 + 燃える魂分隊1組+6
13~16業火兵2体 (天守閣下層)+8
17~19灰の演首1体+4
20灰の演首1体 + 業火兵1体 (王の命令出撃)+8

#§ 妖魔報酬表 — 核および獲得物

妖魔高純度核ドロップ補助ドロップ
燃える魂 (卒)卒核1個 (50% / 分隊ごと)灰粉1袋
灰の兵士 (練)練核1個 (70% / 分隊ごと)古い甲冑片·剣片·家紋片
半灰者 (卒·特殊)ドロップなし — 破壊時、露出度 +1
業火兵 (将)将核1個 (90%)業火剣片·炎繊維
灰の演首 (将上位)将核1~2個 (100%)七つ目残滓 (特殊符材料)
焦熱の大法王 (解放)高純度核1個 + 大法王の王冠灰 + 書斎地図都市残存気運 (結界 +60)
焦熱の大法王 (殺害)高純度核1個 (非常に強力) + 王冠灰地図の一部のみ + 露出度 +2

#§ 特殊獲得物詳細

  • 灰粉: 焦熱特有の還元材料。領地錬金·符制作に使用。13-07報酬連結参照。
  • 家紋片: キタミ家の標識。カガミヤマ鏡ヶ池の文様と同一 — 閻魔童子の手掛かり
  • 業火剣片: 焦熱流流派入門材料。
  • 七つ目残滓: 狂的な感知力を付与する符を制作可能 (高級)。
  • 大法王の王冠灰: キャンペーン全体で唯一品。第5章封印解除材料(オプションA帰還)。
  • 書斎地図: 閻魔童子封印3軸地図。第5章必須アイテム。

#§ 戦闘設計Tips (GM)

#戦闘数制限

推奨戦闘
1幕0~1回 (灰火拒否時のみ)
2幕0~1回 (屋敷侵入妖魔偶発)
3幕1~2回 (イザナギ同行時)
4幕3~4回 (業火兵·演首·大法王)

この章4つの幕全体で、戦闘は6~8回推奨。叙事中心の章。

#戦闘中の叙事密度

すべての戦闘でGMは戦闘中台詞を配置する。灰の兵士は戦いながら「私は誰の味方か」と自問する。演首は「私は彼を守ろうとした」とつぶやく。大法王は「私はこうしたかったのではない」を繰り返す。戦闘は数値的な決闘ではなく、目撃の延長である。

#還元チェックタイミング

各戦闘後、GMはPCに「所持品を確認せよ」と命じる。何が灰になったかをチェック。このチェックの反復が焦熱ギミックを刻み込む。


#§ 付録 — 大法王の補助妖魔 (選択使用)

GMが大法王戦の緊張をさらに調整するときに使える選択妖魔。基本シナリオでは省略可能。

#王の影 — 将

王の影 — 将 (大法王分身)
戦力 3, 防備 14, 活力 8
勇+2, 美+1
制圧力 +3 (非実体 -1)

技法:

技法類型活力判定効果限界
影斬り (影斬)攻撃A (勇)22d10 + 勇(2) [霊体]1戦力。退魔所持者には通常防備。
影代わり (影代)防御自動大法王が物理戦力被害を受ける時、d10 >= 6なら影が代わりに受ける (50%)。

特殊:

  • 非実体: 物理攻撃命中時、d10 1~5無効。退魔所持者は免除。 (本編非実体統一ルール)
  • 大法王連動: 大法王の戦力減少時、影の戦力も同じ比率で減少。
  • 解放宣言無効化禁止: 影が残っている状態でも、解放宣言は有効

#§ 連結


「妖魔は敵ではない。妖魔は選択した者たちだ。おまえたちは彼らを理解せねばならない — その後でなければ勝てない。」 — アトベ・レイカの灰、2幕中


#§ 本章妖魔叙事要約

この章の妖魔はすべて選択の結果物である。

  • 燃える魂は、選択をためらった者たち。
  • 灰の兵士は、選択したが戦いを止められなかった者たち。
  • 半灰者は、中間を選んだ者たち (定住派)。
  • 業火兵は、王に仕えることを選んだ者たち (帰還派の魂が王に取り込まれた形)。
  • 灰の演首は、その選択にすべてを賭けた者たち。
  • 大法王は、選択そのものをした者 — 変容派最終形。

PCは彼らと戦いながら自分に問うことになる: 私はどこに立つのか。