日本語版 v1.3.3
#全国達人戦の概要およびルール
目次
#§ 香 — 剣を執るすべての者が集う場所
全国達人戦(全國達人戰)は、京都周辺の地域で3年ごとに開かれる非公式の武芸大会である。主催は京都の有力な公家と複数の武家の後援。記録上の初回大会はおよそ30年前に始まり、当時の参加者の中には後に全国的な名を得た剣豪が幾人もいる。
大会形式は単純だ。地方予選 → 地域準決勝 → 京都本戦 → 大決勝。各段階3~5日進行、全行程およそ3か月。予選は各地方(全国約30か所)で開催され、地域準決勝は関東・関西・九州・東北でまとめられる。本戦は京都でのみ開かれる。
参加資格に貴賤の区別はない — 浪人も、侍も、農民も、魔人(偽装時)も、外人も参加可能。ただし、各段階ごとに証人(證人)3名の誓約が必要。証人がいなければ予選に進めない。
#§ 法 — 大会構造のルール
#段階別PC段数
| 編 | 段階 | 推奨PC段数 | セッション数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 地方予選 | 3段 | 3~4 |
| 2 | 地域準決勝 (関東または関西) | 5段 | 3~5 |
| 3 | 異国招請編 | 5~6段 | 3~5 |
| 4 | 影のトーナメント | 6~7段 | 3~5 |
| 5 | 大決勝 (京都本戦) | 7段 | 4~6 |
本文書は1~5編の全編を収録。
#トーナメント対戦ルール (戦闘変形)
基本戦闘ルールを遵守しつつ、以下の調整を行う:
- 一本勝負制(1:1の一騎打ち): 基本。2体間の対決。戦力 0 → 敗北。
- 3本2先制: 地域準決勝以上。一回戦 = 1戦闘。回戦間に戦力が自動回復 (00-05 §3 カテゴリA トーナメント変形を適用 — 回戦間の小康段階で戦力をフル回復)。
- 制限時間: 各回戦は最大10間合。超過時は審判が宣言 (制圧力で優勢な者が勝利)。
- 不許可技法:
- 殺傷意図の技法を禁止 (示現流・一刀流などは殺傷が本質だが「非殺傷モード」の自主的宣言が必要 — 即死限定条件を自ら放棄)
- 毒の全面禁止 (毒術の流派は不参加)
- 妖魔召喚の禁止 (陰陽師の一部に不利)
- 外部支援の禁止 (分隊・NPCの介入禁止)
- 審判: 京都の公家から派遣された審判官3人 (NPC権威 +3 固定)。判定を仲裁。
#審判判定の判例
| 状況 | 判定 |
|---|---|
| 明白な殺傷意図 | 警告1回、再度で失格 |
| 不許可技法の使用 | 即時失格 |
| 審判への妨害 | 即時失格 + 大会から永久除名 |
| 判定が曖昧 | 審判合議 — 2d10 + 審判権威 +3 対 選手の名声の対立判定 |
#報酬 (段階別)
賞金単位: 貫で統一 (金貨単位は本編の交易ルールとの衝突を回避)。1貫 ≈ 金貨 1.5の近似。
| 段階 | 勝者報酬 | 参加報酬 |
|---|---|---|
| 地方予選 | 10貫、名声 +1 | 2貫 |
| 地域準決勝 | 50貫、名声 +3、流派の関心 (無償の入門権) | 10貫、名声 +1 |
| 異国招請編 | 異国の神器 1個、名声 +5 | 異国適応の特技を学習する機会 |
| 影のトーナメント | (秘密取引、50貫~500貫) | 関係形成 |
| 大決勝 | 全国的な名声 (達人キャップストーン候補の叙事)、名品 1個 | 名声 +5、職業移動の機会 |
#主要NPC組織
- 京都公家 — 主催側。政治的目的 (地方剣豪の動向把握)。
- 審判官会 — 全国各流派の代表3~5人。公正性を標榜。
- 影のトーナメント — 公式大会の裏側で暗殺者・魔人が参加する秘密の競技。4編に登場。
- 外国使節 — 朝鮮・明・南蛮の代表。3編に登場。
#§ 連結文書
「剣の名を持つ者はみな来たれ。刀で語ろう。」 — 第30回 全国達人戦 開幕の辞