日本語版 v1.3.3
#ルール拡張ガイド (シミュレーション強化)
目次
#§ 状況
シミュレーション・競争・戦術キャンペーンのためのルール精密化。本編よりさらに深く。
#§ 拡張領域
#1. 能力値の精密化
本編の6能力値 +5スコア → +10スコア:
- 0~10尺度 (本編0~5の2倍)
- すべての補正÷2 (均衡維持)
- 微細な差の表現が可能
#2. 技能の細分化
本編の36技能 → 36 + 18 = 54技能:
- 剣術 → 短剣・長剣・両手剣に分離
- 弓術 → 短弓・長弓・複合弓に分離
- 体術 → 拳法・関節・当身に分離
- 等...
#3. 流派の多重保有
- 本編の1 PC 1流派 → 名人(4点)以上で2流派が可能。
- ただし二つの流派の技能が同じでなければならない (例: 剣術2流派)。
- 氣盡ペナルティ (一呼吸の限界 -1、5→4) — 二つの思想を同時に維持することによる精神の分散。本編 00-05 §9 氣盡 状態を1戦闘維持。
#4. 部位別の負傷
本編の活力 → 部位別の活力:
- 頭・胴・腕 ×2・脚 ×2 = 6部位。
- 各部位の活力 = 本編の活力 / 2。
- 部位が0に到達するとその部位の効果 (脚0で移動 -2 等)。
#5. 火器の精密化
本編の火器単純 → 火器精密:
- 火薬の保有量を追跡 (1発 = 1火薬)。
- 再装填時間 (火縄銃5間合・マスケット8間合)。
- 火器の故障 (1/100の確率)。
#6. 政治・経済シミュレーション
本編の資産単純 → 資産精密:
- 俸禄・税金・利子・インフレを追跡。
- 領地の収入・支出 (1次拡張の領地システム強化)。
- 貿易価格の変動 (地域・シーズン別)。
#§ 拡張効果
| 軸 | 本編 | 拡張版 |
|---|---|---|
| シート作成 | 30分 | 60分 |
| 1セッションの戦闘時間 | 30分 | 60分 |
| ルールブック分量 | 600ページ | 1000+ページ |
| 精密度 | 中 | 非常に高 |
#§ 推奨・非推奨
推奨:
- シミュレーション・戦術キャンペーン
- シミュレーションPC (ディテール好き)
- 長期キャンペーン (精密の累積効果)
非推奨:
- カジュアル・初心者PC (時間負担)
- 短いセッション (戦闘時間が長い)
- シネマティック・漫画トーン (ディテールが流れを妨げる)
#§ アンチパターン
- 拡張導入後にPCの一部だけが習熟: 格差が発生。
- GMがすべての精密追跡を担うのが困難: 時間不足。
- 拡張 + 多様なモジュールを同時導入: 複雑度が爆発。
「ディテールは深度だ。しかし深度が大きすぎるとPCが溺れる。」