日本語版 v1.3.3
#職業代替特技 (代替特技) — セクション索引
目次
#アイデンティティ
本編33職業 + 第1次拡張の民衆1職業のそれぞれに対して、段別の特技スロットで選択可能な代替特技を追加する。本編の特技を代替せず、同じスロットで並列に選択可能なオプションとして追加する。
例: 侍1段スロットには、本編「一刀の気合」のほかに、本拡張「居合切断」を代替として選択可能。
#デザイン目標
- 33職 + 民衆1職 = 34職 × 5段(1/3/5/7/9) = 170代替特技 (最終目標)。
- ただし、民衆・一部の職業は段数制限があり、実際の数は~165。
- 各代替特技は原本の特技と異なるプレイタイプを提示する。数値同等・役割差別化。
- 例: 原本が「タンク型ブロッカー」 → 代替は「機動型牽制者」
- 本編との対比でのバランス: 数値同一 or ±1以内。極端な強化・弱体化は禁止。
- 魔人12職の代替特技は本編 悪役プレイガイド の規約を遵守する — 悪役専用拡張、セッション0 テーブル全員の合意、GM許可が必須。
ex1キャンペーンでは加えてPC交代専用・パーティあたり1名制限が適用されるが、これはex1固有の規約であり本編規約とは別である。 - 外部3職の代替特技は適応スロットの互換性を維持する。
#§ このセクションのファイル一覧
ex2-01-01-basic-classes.md— 基本18職の代替特技 各5種ex2-01-02-villain-classes.md— 魔人12職の代替特技 各5種ex2-01-03-outsider-and-commoner.md— 外部3職 + 民衆の代替特技
#参照文書
本編必須:
- 職業 (職業, Classes) — 全体職業索引
- 成長体系 (成長體系, Progression) — 段別の特技スロット体系
- 威名 (Renown Title) — 9段/達人の威名
- 悪役プレイガイド (惡役指南, Villain's Guide) — 魔人12職の共通規約
- 拡張職業 — 補足データ (擴張職業 補足) — 拡張職業の規約
本編の各職業ファイル:
../../../04-character/classes/04-01-samurai.md~04-18-puppeteer.md(18基本)../../../04-character/classes/04-20-villain-shurado.md~04-31-villain-zakkasho.md(12魔人)../../../04-character/classes/04-32-outsider-modern.md~04-34-outsider-celestial.md(3外部)
第1次拡張:
- 民衆 (Commoner) — NPC専用拡張クラス — 民衆クラス (01-37対象)
- 第1次拡張の叙事的特技運用の原理 (民衆の一般特技の叙事化)
本拡張内部:
#§ 香 — 同じ1段、二つの道
北条家の道場。11歳の二人の男が同じ日に1段を授かった。
師は同じ型を教えた。一刀の気合 — 本編の侍が1段で習う最初の型。二人の男は同じ構え、同じ呼吸、同じ一動作を学んだ。
十年が流れた。
一人の男 — 佐々木 — はそのままの一刀の気合を習得した。その一呼吸が生涯の自己だった。まっすぐで、単純で、敵が一呼吸の中で終わった。彼が斬れば敵が斬られると信じた。
もう一人の男 — 河合 — はある瞬間その呼吸をひねった。同じ構えから始め、刀が初めて触れる前にもう一度回転を加えた。師は「それは私の型ではない」と言い、河合は答えなかった。彼が習得したのは居合切断 — 一呼吸を二つに割った彼だけの型だった。
関ヶ原のある日、二人の男が同じ陣営でともに敵と向き合った。佐々木が先に斬った。河合は佐々木の呼吸が終わるその隙間に入り、二度目を斬った。敵は二つの斬撃に同時に倒れた。
その夜、佐々木が河合に問うた。「なぜ違う道を行ったのか?」 河合が答えた。「お前の道が正しかったからだ。お前の道が正しかったゆえに、私の道も正しくありえた。」
同じ始まりが二つの剣を生む。それが代替特技の本質である。 本編は一つの道を定め、本拡張はその傍らにもう一つの道を置く — 両方とも正しい。PCがどの道を選んでも。
「一つの道しか知らぬ剣士は一人の敵にしか勝てぬ。」