日本語版 v1.5 · zn-doc

#降神太甲 — 神を鋼に閉じ込める

目次

降神太甲 — 神を鋼に閉じ込める 表紙

範囲宣言/オプトイン。 本号は co-99-01変形(Variant)である — 採用した卓にのみ静かに現れる可能性であり、採用前には coexfc のベースラインに何ら影響を与えない。降神太甲はデータから「選ぶ」ものではなく、三つの資源(神器1・制御者1・操縦士1)を動員して運用する+αの戦力である。数値が衝突するときは常に正本 co が優先する。

新しい能力値も、新しい判定式も作らない。 降神太甲は正本の既存機構の上にのみ乗る — 間合・会心/天命/業報・戦力/活力/防備・制圧力・貫通・先攻・分隊戦・巨大妖魔。「鈍重(どんじゅう)」は co-03-06 先攻同順序ルールの適用であり、「冷却勢(れいきゃくぜい)」は降神太甲の活力プールを間合の「終わり」に強制消費させるゲートであり、「過負荷(かふか)」は ex2-00-05 §9 気尽・§2 脱尽の再利用である。火力、命名 必殺技貫通半減超巨大化(ちょうきょだいか)、一向一揆再起動のようにZN13で新たに名付けた処理は、すべて本文で位置と上限を固定した Variant例外/調整であり、任意拡張したり他号の基本値へ持ち出したりしない。

自己スケールだが、位相は巨大妖魔の「上」だ。 神器1+PC2が一ユニットに束ねられた瞬間、投入した資源は常にパーティ水準に比例するため、出力も「そのパーティ基準+α」へ自動的にスケールする。弱いパーティが運用すれば弱い機体、強いパーティ+高い格の神器なら恐ろしい機体。ただし標準の降神太甲が野戦に立つと、その 戦場位相通常の巨大妖魔の「上」、しかし神ではない位置だ(戦力8〜11・防備17〜18・制圧力+6〜+8)。同時に本号は 重さを選ぶ — 鈍重(同順序最後)・冷却勢(間合の終わりに活力1強制消費)・心臓依存(停止・奪取・封印)は削り落とすべき欠陥ではなく、降神太甲の質感そのものである。運用しやすさより「重く閉じ込められた圧倒感」を求める卓のための号である。


#序説 — この号は何か

神器ひとつと二人の命を一身に注ぎ、戦場に神を降臨させる — 鈍重だが、圧倒的に。

戦国ダークファンタジー世界がある 極(きょく)に至ったとき、各勢力の異端者(renegade)たちが禁断の技術・金・知識を合わせて生み出した 人工の戦争神が降神太甲である。勢力「公式」ではなく、各勢力の正統が禁忌とする線を越えた者たちが最初の機体を生んだ。降神太甲が戦場に立つ日は「人間がもはや人間の武器で人間に勝てないと認めた日」 — 神を借りるほど切迫したという、敗北のもう一つの名でもある。

最初の機体は 三つの異端者勢力(すべてキャノン)の合作から生まれた。国友座(くにともざ)の技術 — からくりと妖魔の霊核を動力とする自律機械の秘密工房(co-02-03 §国友座)。堺座(さかいざ)の金 — 動力源の神器と妖核素材を調達し資金を出した商人連合(co-02-03 §堺座)。エンリョ館(遠慮館)の知識 — 封印ではなく「交渉」で妖魔を扱ってきた禁忌の学堂が、降神太甲の心臓(神器・妖魔)を安定させ同調させる知識を出した(co-02-03 §エンリョ館)。靈界の王座を封印するには 国友の技術+エンリョ館の知識+比叡連の封印がすべて必要だという正本設定(co-02-03 §靈界の王座)が、そのまま三勢力合作の名分となる。その後、戦国のすべての勢力が各自のやり方で降神太甲に絡む — 所有するか、関与するか。

降神太甲とは何か。 金属の身体を持つ巨大甲冑である。神器(Artifact)を心臓(動力源)とし、制御者(神器運用・補助行動)と 操縦士(挙動・攻撃・メイン行動)の二人が搭乗して動く。分隊を撃殺し、巨大妖魔と単身で渡り合い、戦場を支配する — しかし捕まる。 戦場位相は通常の巨大妖魔の「上」(戦力8〜11・防備17〜18)だが神ではない。甲冑追加分の半分だけを無視する 貫通半減のおかげで鉄砲・攻城も絶対的ではなくなったが、その代わりに 心臓狙撃・封印・潜入操縦士狙撃が主力カウンターへと格上げされる — より大きく砕いた場所には、より正確な弱点が生まれる(詳細は 09)。

号の構成は以下のとおりである(本 front の次に続く9本文)。

  • 降神太甲とは — 三つの異端者の由来・極(きょく)フレーミング・2人運用の概念。(01)
  • 運用エンジン — 操縦士メイン+制御者補助・鈍重・冷却勢(間合の終わり)・活力(10+核)・火力(神器格×2)の二つのプール・貫通半減・超巨大化・過負荷・機械特性。(02)
  • 部位システム — 核/頭/胴/腕/脚・予算ビルド(余剰→火力)・戦力8〜11再算出・ビルド例。(03)
  • 心臓 = 神器 or 自家動力 — 搭載神器・自家心臓(神格クラス)・妖核 vs 純神器・火力格換算・心臓破壊。(04)
  • 乗員 — 制御者/操縦士2人運用・制御技リスト・命名必殺技システム・クラス別運用マトリクス。(05)
  • 人間勢力の降神太甲 — 国友・神樂・比叡連・堺・エンリョ館+風魔・一向(変則)、統一スタットカード+命名必殺技。(06)
  • 妖魔勢力の関与 — 酒天山・尾羽山・般若・霧幻衆・伊吹・靈界の王座、アンチ降神太甲の手口+巨大化。(07)
  • 伝説機 — 世界神器を心臓に(天照之改神・ザ・トリニティ・アヴァロン・ナイト・泰山如来+拡張)、4機独立スタットカード+命名必殺技。(08)
  • 戦場運用 — 戦場位相・分隊戦・巨大妖魔・超巨大化1:1激突・攻防戦(fc12)インターフェース・降神太甲 vs 降神太甲・キャンペーンフック。(09)

#解 — 一行テーゼ

テーゼ。 神を鋼に閉じ込めれば、鋼が神に似ていく — 重く、遅く、止まれなく。降神太甲の力はより痛い一撃ではなく(このゲームにはダメージダイスがない)、二つのプールの運用から生まれる — 動きを収める 活力(鈍重に低い10〜13)と、打つ力を収める 火力(神器から湧く別個のリザーブ)。火力を一度に注ぎ込めば命名 必殺技が落ち、その代償として冷ます余力が尽きる。

遅いが、遅いという事実そのものが恐ろしい。一歩一歩のあいだには確かに時間があり、敵がその隙間を埋めることもできるのに、結局その一歩がすべてを砕く。鈍重であるとは弱いということではなく、避けられないということである。そして巨人がもう一拍ふくれ上がって 超巨大化で立ち上がれば、向かいの巨大化した怪獣と鈍重を相殺したまま同格でぶつかる — クライマックスの一画面がここで立つ。


#メタカード

項目
シリーズzn(単発シリーズ)第13号
タイトル降神太甲 — 神を鋼に閉じ込める
性格巨大神器兵裝 運用ガジェット — 神器1+PC2(制御者・操縦士)→ 1ユニット(opt-in Variant)
戦場位相通常の巨大妖魔の「上」、しかし神ではない位置 — 戦力8〜11・防備17〜18・制圧力+6〜+8(均衡ビルド=巨大妖魔の上段、高格・フルビルド=巨大妖魔の頂点に近接)。詳細は 02 §803
分量11文書(front+01〜09本文+巻末小説)・読了時間 約38分・zn「短さ」を意図的に上回る 大きな号
ブロック(号全体)序説・解・香・選択ルール・資・表・例・運用(本 front 文書自体は 序説・解・香)
権威オプトイン(Variant) — キャンペーン合意+GM承認 推奨。新しい能力値・新しい判定なし
依存co-99-01 権威(Variant)・co-02-03 13勢力・co-03 コア(カウント・戦力/活力/防備・間合)・co-06 ユニット・co-07-03/04 神器/異形・co-04-07 33職・co-08-02 モンスターテンプレート・ex2-00-05 §9・§10・ex2-45fc01-04 世界神器・fc12 攻防戦
本編バージョン要求co >= 1.2
現在バージョンv1.5 (zn13-VERSION)

#目次

以下は各 下位文書 のブロックである(本 front 文書自体は 序説・解・香)。

文書種別内容
01 降神太甲とは序説・解・香降神太甲の定義・三つの異端者(国友・堺・エンリョ館)の由来・極(きょく)フレーミング・2人運用の概念
02 運用エンジン選択ルール・運用操縦士メイン+制御者補助・鈍重(同順序最後・先攻補正免疫)・冷却勢(間合「終わり」に活力1)・活力プール(10+核)・火力プール(神器格×2)・貫通半減・超巨大化テンプレート・過負荷(気尽/脱尽)・機械特性・戦場位相
03 部位システム資・表・例核/頭/胴/腕/脚・予算ビルド(6+神器格・余剰1→火力)・戦力8〜11再算出・ビルド例
04 心臓 = 神器 or 自家動力資・選択ルール・表搭載神器・自家心臓(神格クラス・神器不要)・妖核 vs 純神器・火力格換算表(正本)・同調・暴走/過負荷・心臓破壊
05 乗員選択ルール・表・例制御者/操縦士2人運用・制御技リスト(間合あたり2回キャップ)・命名必殺技システム(火力4↑・戦闘1回・1間合ウィンドアップ)・クラス別運用マトリクス
06 人間勢力の降神太甲資・表所有5(国友・神樂・比叡連・堺・エンリョ館)+変則2(風魔・一向)・統一スタットカード・陣営基盤の固有技+命名必殺技
07 妖魔勢力の関与資・表酒天山の敵手・尾羽山の供給/転覆・般若の呪い・霧幻衆の審判・伊吹の捕縛・靈界の腐敗・勢力別アンチ降神太甲の手口+巨大化(怪獣変身)
08 伝説機資・例・香世界神器の心臓・天照之改神・ザ・トリニティ・アヴァロン・ナイト・泰山如来+拡張・4機独立スタットカード+命名必殺技・制限・キャノン↔新規の区分
09 戦場運用選択ルール・運用・例戦場位相(巨大妖魔の上)・分隊戦・巨大妖魔と互角・超巨大化1:1激突・攻防戦(fc12)インターフェース・アンチ降神太甲カウンター(人間3+妖魔の手口)・降神太甲 vs 降神太甲・キャンペーンフック
99 巻末小説鈍重に、しかし圧倒的に — 降神太甲が戦場に立つ一場面(純粋・香、シリアス度 ★★)

読む順序:front → 01 → 02 → 03〜05(製作)→ 06〜07(勢力)→ 08(伝説機)→ 09(運用)。卓の核心は 02 運用(活力・火力・冷却勢・超巨大化)+03 部位表+05 制御技・必殺技+06/07 勢力機である。

巻末小説。 本号の終わりに純粋・香の小説を載せる — 99。シリアス度は ★★(熱血/スペクタクル;「戦国時代に巨大ロボットが降臨する」メカアニメの結で、鈍重だが圧倒的な登場と — 火力を注ぎ込んで呼号する — 必殺の一撃を描く)。


#制作告知

本号は混世影妖譚 zn(単発)シリーズ第13号である。「神を鋼に閉じ込める」というテーマは、正本の 始原型自律機人(国友座の妖核動力機械とその暴走の危険、co-02-03)を巨大スケールへ拡張した着想である。運用エンジンは正本 co-03 コア(カウント・戦力/活力/防備)・co-06 ユニット・co-07-03 神器体系 の上に乗るオプトイン変形であり、新しい能力値も新しい判定も作らない。 鈍重・冷却勢・過負荷はそれぞれ先攻同順序ルール・間合の終わりの活力強制消費・ex2-00-05 §9 気尽/§2 脱尽の再利用である。火力は神器格を巨大スケールへ換算した別個のリザーブにすぎず(常時ボーナスではなく「注ぎ込む」資源)、命名必殺技は献身技の戦闘1回・セッション1回の限度をそのまま使う大型効果であり、超巨大化は巨大タグ・戦力/活力の一時強化テンプレートである — すべて既存機構の運用にすぎず新しいゲージではない。伝説機(08)は co-07-03co-07-04fc01-04ex2-45 の世界神器を 再収録せず参照表・リンクでのみ参照し、武器自体の判定補正は 名品・神器共通の+3上限ex2-00-05 §10)をそのまま踏襲する — 降神太甲は心臓神器の既存キャノンデータを巨大スケールへ 連動させるだけで数値を膨らませない。(強く打とうとする力は+3の天井を越えるのではなく、その上に火力を直接注ぐ別個のオーバーチャージで表現する。)

★ キャノン↔新規の区分。三種神器(剣・玉)・聖杯・エクスカリバー・グングニルは 実在キャノン(co-07-03/04・fc01-04・ex2-45)であり、真身舎利(舍利)・泰山如来・天照之改神・降神太甲自体と新規用語(制御者・操縦士・冷却勢・鈍重・自家心臓・伝説機・火力・必殺技の固有名・超巨大化)はカタログ未収録の新規拡張であって、本文では「キャノン神器層の上の新規命名」として区分表記する。ただし、鏡(八咫鏡)は名品co-07-02)であり神器ではない — 三位同調伝説機の非対称処理は 08 で明示する。


#AI使用告知

本資料の相当部分は、企画・草案作成・文章整理・校正の過程で生成AI(LLM)の助けを借りて制作された。画像生成の過程にはGPT Image 2モデルを使用した。本号は 韓国語版を原本とし、日本語版・英語版の制作にはClaude CodeとCodexを使用した。最終編集と公開の責任は制作者にある。

AI活用著作物に関する国内外の法律の変動があった場合は、当該法律に従う。


#香 — 一文

「太甲(たいこう)は甲冑ではなく棺(ひつぎ)である — 神を横たえる棺。神を鋼に閉じ込めれば、鋼が神に似ていく。重く、遅く、止まれなく。」