#伝説機 — 世界神器を心臓に
目次
本文書は front に属する。運用エンジン(鈍重・冷却勢・活力・火力・過負荷・超巨大化)の定義は
02に、心臓(神器/自家動力)・格換算表の正本は04に、必殺技・固有技システムの本体は05にある。本文書はその上に固有名伝説機4機の統一ステータスカードと命名必殺技データだけを載せる。
[Variant・オプトイン] · 伝説機はキャンペーンのクライマックス用 — 一つの戦場に1機を推奨する。
#資 — §0. 伝説機とは:定義とゲート
部位を組み合わせたビルド(zn13-03)でも、勢力が量産した制式機(zn13-06・zn13-07)でもない、ただ一つきりの固有名機体がある。世界の伝説的神器・遺物を心臓(核)として降臨させた、キャンペーンを定義する定義級の降神太甲である。日本の技術系と神器層を越え、アーサー王・キリスト教・北欧・仏教・中華・インドの神話まで巨人の胸に祀る。伝説機は部位をさらに積んで強くなるのではなく、すでに伝説である心臓一つを巨大スケールで降臨させる行為だ。
だから伝説機は誰もが選べるわけではない。一般搭載ではなく、その心臓神器が要求する献身・資格条件 — 王権、血統、信仰、複数保有者 — を満たす特定の搭乗者を要求する。剣を握ったからといって剣の主になるわけではないように、伝説機の点火は資格が先で出力はその次である。これが伝説機をキャンペーン級ゲートにする。一つの戦場に一機、一つのキャンペーンに一つか二つで足りる。
伝説機は強い。しかしその強さは新たに発明されたものが一つもない。 剣の斬る力は剣のものであり、聖杯の回復は聖杯のものであり、封印の光は金剛杵のものである。降神太甲はその権能を巨大な体で演出するだけで、数値を膨らませない。下記の制限が伝説機全体を束ねるただ一つの憲章である。
★制限 — 連動のみ、増幅禁止。
伝説機の出力はその心臓神器の既存キャノンデータ(祝福・呪い・[名品]・[献身]技)からそのまま出る。 降神太甲はこれを巨大スケールで演出するだけで数値を膨らませない。
- 武器自体の判定補正 = 名品・神器共通 +3上限(
ex2-00-05 §10)。「名品 +2 / 神器 +3」のような等級差動補正は使わない — 共通 +3上限である。天井を越える一撃は火力過充電(02§5)という別個のオーバーチャージでのみ稼ぐ。+5以上の効果は限定条件2つ以上を必ず伴う(会心・指定標的・即死判定・活力 −N・環境など)。防備のみ等級差動を置く(名品鎧 +1 / 異国大型胸甲 +3[移動・潜入ペナルティ伴う] / 神器鎧は個別明示)。- 必殺技・献身技のセッション1回・1戦闘1回の限度はフレームにもそのまま適用される。 巨大化が常時化に化けない(
05§4 必殺技システム)。- 鈍重・冷却勢・貫通半分など
zn13-02のペナルティ・特性は伝説機にも例外なく適用される。 伝説機だから免除されるペナルティはない。- 回復 + 追加行動の同時大型化禁止。 いかなる単一心臓技・単一必殺技も「大規模回復」と「追加行動」を共に与えない(聖杯事例)。
#キャノン↔新規ラベル規約
この文書のすべてのカード・叙述は二種類の名前を必ず区別表記する。
- 実在キャノン(原名使用)。 三種の神器の剣・玉、聖杯・聖十字架・ロザリオ、エクスカリバー、空海の金剛杵・毘沙門の鎧などは正本カタログに実在する(
co-07-03・co-07-04・ex2-45)。原名をそのまま使い、インライン経路で引用する。 - 新規拡張(カタログ未収録・本文で新規命名)。 天照之改神・ザ・トリニティ・アヴァロン・ナイト・泰山如来・真身舎利(舍利)、そして4機の命名必殺技と降神太甲アーキタイプ自体はカタログにない新規命名である。これらは「キャノン神器層の上に新たに乗せた結合」として明示する。部品(心臓)はキャノン、巨人の名・必殺技の名は新規だ。
- 媒体起源の名は変造名でのみ。 パブリックドメインの伝説(エクスカリバー・聖杯・グングニル・三種の神器・ラグナロク)は原名を使うが、特定の媒体に由来する名は直接命名せず変造名を使う(
ex2-45 §99-07 IPガイド)。
#カードの読み方
以下の四つの伝説機は統一ステータスカード一つずつで整理される(02 §8 様式)。数値は表(戦力・防備・活力・火力・制圧力・貫通)に、固有技(常時)・必殺技(命名・火力大量)・ペナルティ・出典は別個の箇条書きに置く。伝説機はキャンペーンの頂点機なので標準フルビルド(高格、02 §8.2)をベースとする — 戦力 10〜11・防備 18・制圧力 +7〜+8・神器格心臓(火力 6)が基本前提であり、鏡・聖杯など格の異なる心臓はカード表で個別明示する。
#資・表 — §1. 伝説機4機:独立ステータスカード + 命名必殺技
以下の4機は新規命名(巨人の名)であり、心臓部品はすべて実在キャノンである。表の数値はその心臓項目の原本データを巨大スケールで連動し、一粒も加えない。
#天照之改神 (天照之改神) — 伝説機・★新規命名
「三つの神器を一つの巨人に集めるのは、国を一身に賭けることだ。」
| 戦力 | 防備 | 活力 | 火力(最大) | 制圧力 | 貫通 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10〜11 | 18 | 13(核 3) | 6(神器格) | +7〜+8 | ½ |
- 心臓: 剣 = 天叢雲(
co-07-03 #1、草薙、神器) + 玉 = 八尺瓊勾玉(co-07-03 #2、神器) + 鏡 = 八咫鏡(co-07-02 §名品、「八咫鏡」複製、名品 — ★神器ではない)。→ 神器2 + 名品1の意図された非対称三位。火力は神器格心臓(剣・玉)基準で6であり、鏡は情報・制御適性で同調する。 - 駆動条件(献身/資格): 三種保有者3人同時搭乗。 鏡 = 制御者(真実看破)、剣 = 操縦士(嵐・大蛇斬断)、玉 = 心臓同調(魂の光・国魂)。献身 = 玄道の眞または魔(剣・玉)。鏡は信仰無関係・真実適性で十分に同調する。
- 巨大: 雑・卒の技・一斉射撃を自動無効(連+・心臓狙撃には正常被弾、
02§7)。 - 固有技(常時) — 真実の鏡: 鏡 [素養]で幻術・変装を自動看破(
co-07-02)。加えて鏡 [名品]鏡映し(間合 1回・対象の真の戦力/防備/技をGM公開)を制御者が常時運用する。 - 必殺技(火力 6・戦闘 1回・ウィンドアップ 1) — 「天叢三神降」: 1間合 充電後に発動。剣 [献身]天壌無双(
co-07-03 #1:戦場の敵全員 1戦力 + 恐怖)を巨大スケールで降臨させるが、効果数値はキャノンのままだ — 天から嵐が打ち下ろして戦場全体の敵全員に 1戦力 + 恐怖。多頭の巨大妖魔と交戦中なら剣 [名品]大蛇斬断の多頭同時判定をこの一撃に乗せて複数の心府を一度に打つ(多数処理でありダメージ加算ではない)。セッション1回限度がそのまま(天壌無双・国魂はもともとセッション1回) — 必殺技で格上げしない。 - ペナルティ: 鈍重・冷却勢(間合 終わり)・貫通半分共通 + 3人同順序最後(三者とも鈍重) + 3人協応の極端な脆弱性(1人離脱 = 即時停止) + 剣の呪い龍の渇き(毎戦闘終了時 戦力 −1) + 皇室正統性の政治負担 + 三献身技(天壌無双・国魂・大蛇斬断)がすべて各セッション・戦闘1回。
- 出典: 剣
co-07-03 #1· 玉co-07-03 #2· 鏡co-07-02。
補注 — 鏡は名品である(データの事実)。 三種の神器のうち鏡(八咫鏡)の真品は伊勢神宮にあり、本データの鏡はその名品複製格(八咫鏡、
co-07-02)である。したがってこの伝説機の心臓は神器2(剣・玉) + 名品1(鏡)の非対称三位だ。非対称は欠陥ではなく設計 — 鏡だけは信仰・血統の献身を要求せず「真実を映す」情報・制御適性で十分に同調する。火力プール(6)は神器格心臓基準である。★GMオプション — 対称回復(新規拡張)。 三つ目の動力を八咫鏡真品(伊勢神宮)の神聖リースに格上げすれば神器3種の対称を回復できる。これは新規拡張であることを明示し、皇室正統性の政治負担が一層上がる(真品を戦場に引き出す神聖冒涜的な重み)。基本は非対称維持を推奨する。
#ザ・トリニティ (ザ・トリニティ / The Trinity) — 伝説機・★新規命名
「異教の地でデウスを鋼に祀った罪 — 比叡連には異端であり、キリシタンには奇跡である。」
| 戦力 | 防備 | 活力 | 火力(最大) | 制圧力 | 貫通 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10〜11 | 18 | 13(核 3) | 6(神器格) | +7〜+8 | ½ |
- 心臓: 聖杯(
ex2-45-05-01=co-07-04 #1 聖杯(Cálice)の本編代替データ、神器)。三位補強部品 = 聖十字架(co-07-04 #2)・ロザリオ(co-07-04 #3) — キャノンキリシタン神器3種。 - 駆動条件(献身/資格): カトリック信仰献身(天主道 信) + 司祭制御者(信仰系職業 — 密教僧・浄土僧対応、★兵種ではない33職
co-04-07)。非信仰時は回復半減(聖杯の呪い)。 - 巨大: 雑・卒の技・一斉射撃を自動無効(連+・心臓狙撃には正常被弾)。
- 固有技(常時) — 三位の加護: 聖十字架 [素養]で同区域の妖魔の防備 −1常時 + ロザリオ [献身]ロザリオの秘密(5間合・毎呼吸 活力 +1)を制御者が持続運用する。光が届く所の妖魔が常に一枚弱くなる。
- 必殺技(火力 4↑・セッション 1回・ウィンドアップ 1) — 「聖杯解放・三位降臨」: 1間合 充電後に発動。聖杯 [整備]聖杯の奇跡(
ex2-45-05-01)を巨大スケールで — 杯に満たした神聖な飲料を1体に注いで 戦力 4回復 + 毒・呪い・個人の霊的汚染解除(戦闘不能なら 戦力 1復帰 + [活力補助 B-2] 1回)。降神太甲はこれを「戦力 プールの持続再生」として演出するが、実際の発動はセッション1回・戦力 4回復から一歩も先に進まない。 ★回復(戦力 4)と追加行動(活力補助 B-2)を一効果に束ねて巨大化することは禁止 — 両者は同じ[整備]が主だが同じ拍子で常時化しない。 - ペナルティ: 鈍重・冷却勢・貫通半分共通 + 信仰試練(非信仰PCは回復半減・戦闘不能復帰未発動) + 比叡連の異端規定・キリシタン迫害(
zn08連携) + 聖杯の回復はセッション1回限度不変。 - 出典: 聖杯
ex2-45-05-01(co-07-04 #1代替) · 聖十字架co-07-04 #2· ロザリオco-07-04 #3。
補注 — 聖杯の回復はセッション1回である(データの事実)。 聖杯の奇跡は強大だ。だから降神太甲はそれを「戦力 プールが毎 間合 満ちていくような」演出で見せることはできても、実際の発動は1セッション1回・戦力 4回復から一歩も先に進まない。特に回復(戦力 4)と追加行動(活力補助 B-2)を一効果に束ねて巨大化することは禁止だ — 回復と追加行動の同時大型化禁止の原則(
05§2 ガード)に束ねられる。両者は同じ[整備]が主だが同じ拍子で常時化しない。
#アヴァロン・ナイト (アヴァロン・ナイト / Avalon Knight) — 伝説機・★新規命名
「王でなくなる瞬間、巨人も眠る — 剣は主を選び、主を失えば自ら鞘に収まる。」
| 戦力 | 防備 | 活力 | 火力(最大) | 制圧力 | 貫通 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10〜11 | 18 | 13(核 3) | 4(名品格) | +7〜+8 | ½ |
- 心臓: エクスカリバー(
ex2-45-01-01、西欧の名剣[名品]格)。名品格心臓なので火力プールは4(名品格×2)だ — 4機中で火力が最も浅い代わりに、一撃の威力が最も大きい(エクスカリバー一撃 6戦力)。 - 駆動条件(献身/資格): 王の資格 — 本職段数5以上または王権承認。権威系操縦士のみ点火する。
- 巨大: 雑・卒の技・一斉射撃を自動無効(連+・心臓狙撃には正常被弾)。
- 固有技(常時) — 王の資格: エクスカリバー [素養]で威圧 +1・初 間合 活力 +1(
ex2-45-01-01基本祝福)。巨人は立っているだけで敵の結束を一段ずつ押し下げる。
- 必殺技(火力 4・1戦闘 1回・ウィンドアップ 1) — 「聖剣解放」: 1間合 充電後に発動。エクスカリバー一撃 [型]を(
ex2-45-01-01)巨大スケールで —龍+剣術 ≥ 防備+3・6戦力・妖魔会心時即死判定。6戦力は会心時即死判定 + 神器等級 + 1戦闘1回 = 限定条件3つが束ねられた[型]であり(ex2-00-05 §10)、セッション1回・1戦闘1回限度がそのままだ。火力 4をウィンドアップで積み立てて点火するが、巨大スケールで振るうだけで 6戦力 一撃を常時化したり増幅したりしない — この機体の強さは一撃のカタルシスであって常時火力ではない。 - ペナルティ: 鈍重・冷却勢・貫通半分共通 + 資格喪失(不名誉・反逆)時に剣が無力化 → 即時封印(停止リスク) + 火力プールが4と浅く過充電の余力が少ない。
- 出典:
ex2-45-01-01· 変形オプションex2-45-10-01。
補注 — 威圧 +1が基本、権威 +2は変形限定(データの事実)。 エクスカリバーの基本祝福は威圧 +1・初 間合 活力 +1(
ex2-45-01-01)のみだ。「権威 +2」は石の剣変形(45-10-01)限定オプション(王の資格の二重強調)である — 基本カードには威圧 +1のみを載せる。★湖+石の融合変形(GMオプション)。 湖の剣と石の剣を融合した変形を使えば呪い湖の気まぐれが付いてくる:1セッション1回
2d10対立判定(行使者の智 vs エクスカリバーの神聖目標値13、co-03-01 2d10体系)。失敗時は剣が1セッション封印 → その間フレームは武装停止に近いリスクを負う。
#泰山如来 (泰山如来) — 伝説機・★新規命名・新規真身舎利
「殺生を禁じながら最も大きく殺す矛盾の仏 — 一歩ごとに戒律を破り、その破りによってより大きな殺生を防ぐ。」
| 戦力 | 防備 | 活力 | 火力(最大) | 制圧力 | 貫通 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10〜11 | 18+(金剛重甲) | 11(修行の重み −2 常時) | 6(神器格) | +7〜+8 | ½ |
- 心臓: 真身舎利(舍利) — 仏教神器層の新規拡張(★キャノン↔新規)。データアンカー =
co-07-03 #11 空海の金剛杵(大日の光・真言大封印・曼荼羅展開) +co-07-03 #16 毘沙門の鎧(金剛重甲)。毘沙門の鎧が神器鎧(金剛防備)を加えて防備がフルビルド18の上に上がる(個別明示)。 - 駆動条件(献身/資格): 密教僧・修験者制御 + 仏門献身(空道 慈)。
- 巨大: 雑・卒の技・一斉射撃を自動無効(連+・心臓狙撃には正常被弾)。
- 固有技(常時) — 大日の光: 空海の金剛杵祝福(
co-07-03 #11)で退魔判定 +3・結界強度2倍。加えて [名品]真言大封印(5活力・2d10+智+退魔+5 ≥ 防備・[霊体]妖魔を封印、連以下即時・将級+ 3間合・戦闘1回)を制御者が運用する。
- 必殺技(火力 6・セッション 1回・ウィンドアップ 1) — 「泰山曼陀羅崩」: 1間合 充電後に発動。空海の金剛杵 [献身]曼荼羅展開(
co-07-03 #11)を巨大スケールで — 戦場全体に曼荼羅結界が崩れ落ちてすべての妖魔の防備 −4、進入時 2戦力、3間合 持続。弱った巨大妖魔の露出した本体を操縦士が踏みつけ・武装で打つ。セッション1回限度がそのままだ — 一度晴れれば次のセッションまで再び広げられないので、巨大妖魔の本体が露出した瞬間に合わせる。 - ペナルティ: 鈍重・冷却勢・貫通半分共通 + 殺生禁忌(戒律) + 空海の呪い修行の重み(活力 −2常時)が活力プールに常時負担(核 3でも 13 − 2 = 実効 11) + 毘沙門の呪い終わりなき戦い(戦闘なしでシナリオ解決時に名声 −2) + 舎利の神聖消耗。
- 出典:
co-07-03 #11空海の金剛杵 ·co-07-03 #16毘沙門の鎧。
補注 — 真身舎利は新規、アンカーはキャノンである(データの事実)。 仏教神器はすでに
co-07-03第2部に収録されている。「真身舎利(舍利)」と「泰山如来」という名は仏門が新たに作り出した新規命名だが、そのデータは#11 空海の金剛杵・#16 毘沙門の鎧二つのキャノン神器の巨大スケール連動から一粒も加えない。★先攻補正衝突整合。 毘沙門の鎧 [素養]戦神の加護は「戦闘開始時に味方の先攻 +2」を与える(
co-07-03 #16)。しかし降神太甲の鈍重は先攻補正免疫(同順序最後、02§2)である。したがって戦神の加護は搭乗者・味方には適用されるが、フレーム自体には無効だ(鈍重維持)。仏は傍らの軍勢を先に動かすが、自身は最後まで遅く動く。
#表 — §2. 伝説機4機 一目比較
| 伝説機 | 心臓(格) | 火力 | 固有技(常時) | 必殺技(命名・火力・限度) | 固有ペナルティ |
|---|---|---|---|---|---|
| 天照之改神 | 剣・玉(神器) + 鏡(名品) | 6 | 真実の鏡(自動看破・鏡映し) | 天叢三神降 (火力 6・セッション1回) | 3人協応・1人離脱で即時停止・龍の渇き(−1/戦闘) |
| ザ・トリニティ | 聖杯(神器) + 聖十字架・ロザリオ | 6 | 三位の加護(妖魔の防備 −1・毎呼吸 活力 +1) | 聖杯解放・三位降臨 (火力 4↑・セッション1回) | 信仰試練・異端/迫害負担 |
| アヴァロン・ナイト | エクスカリバー([名品]格) | 4 | 王の資格(威圧 +1・初 間合 活力 +1) | 聖剣解放 (火力 4・1戦闘1回・6戦力即死) | 資格喪失で即時封印・火力が浅い |
| 泰山如来 | 真身舎利(アンカー=空海の金剛杵・毘沙門の鎧) | 6 | 大日の光(退魔 +3・結界2倍・真言大封印) | 泰山曼陀羅崩 (火力 6・セッション1回・妖魔の防備 −4) | 修行の重み(活力 −2常時)・殺生禁忌・終わりなき戦い |
読み方。 四機すべてフルビルドベース(戦力 10〜11・防備 18・制圧力 +7〜+8・核 3)を共有し、違いは心臓格(火力プール)・固有技・必殺技・固有ペナルティでのみ生じる。アヴァロン・ナイトだけ名品格心臓なので火力 4(残りは神器格 6)だ。鈍重・冷却勢・貫通半分・巨大タグは
02共通であり、本表はその上に伝説機固有分だけを載せる。必殺技システム(1間合 ウィンドアップ・戦闘/セッション1回)の本体は05§4 にある。
#資・表 — §3. ex2-45拡張:追加伝説機の心臓候補(早見表)
ex2-45 異国神器 47種、co-07-03・co-07-04、fc01-04、fc05 の候補は、原項目に格と実技データがある場合に伝説機の心臓として採用できる。ここに再収録はない。 カタログリンクを参照するのみで、すべての心臓は当該項目の実データをそのまま連動し、火力 = その心臓の格 × 2、EX2 §10 +3上限を遵守する。各候補の命名必殺技はその心臓の [献身]・[名品]技を1つ選んで火力 4↑・戦闘/セッション1回で点火する(05 §4)。
| 心臓(出典) | キャノン/新規 | 格(火力) | 降神太甲テーマ | 核心連動効果(原データ) | ガード/注意 |
|---|---|---|---|---|---|
| グングニル機甲 | ex2-45-02-02(名品格・キャノン) | 名品(4) | 「絶対に外れない投擲」 | グングニル投げ(自動命中・防備/回避無視・会心時即死判定・セッション1回・自動回収) | 自動命中は強力だがセッション1回限度不変、鈍重・貫通半分適用。 |
| ロンギヌスの槍機甲 | ex2-45-02-01(パブリックドメイン・キャノン) | 神器(6) | 「聖遺物の対妖魔処刑」 | 聖なる一撃(6戦力・妖魔/魔人会心時即死判定・セッション1回) | 非信仰時は効果半減 + 気尽1戦闘(呪い)。 |
| ラグナロクの角笛 | ex2-45-05-03(パブリックドメイン・キャノン) | 神器(6) | 「終末の覚醒号令」 | 5区域全員覚醒 + 分隊結束力 +3(セッション1回) | 結束付与はフレーム味方のみ、鈍重・冷却勢同じ。 |
| 青龍偃月刀機甲 | co-07-04 #13 青龍偃月刀(関帝死後神格化・キャノン) | (項目基準) | 「関羽降臨・重みの巨人」 | 重み活力 −2が鈍重と叙事的シナジー | データはco-07-04の実項目そのまま。 |
| 如意金箍棒機甲 | co-07-04 #18(キャノン) | (項目基準) | 「サイズ可変 = 巨大フレーム・超巨大化テーマ最適合」 | 可変長(リーチ可変・超巨大化演出親和) | co-07-04の実項目そのまま。 |
| 后羿の弓機甲 | co-07-04 #21(キャノン) | (項目基準) | 「九日・多重撃破」 | 9体同時効果 | ★分隊撃殺上限注意 — PCの広域技より強くならないように、巨大タグのチップダメージ免疫・火力 ② 追加打撃と別個にセッション1回限度遵守。 |
★IP安全注意。 媒体起源の名(特定作品の指輪・人形兵器など)は直接命名しない — 変造名のみ使う(
ex2-45 §99-07 IPガイド)。パブリックドメインの伝説(エクスカリバー・聖杯・グングニル・三種の神器・ラグナロク)は原名をそのまま使う。
#例 — §4. 伝説機降臨3場面
ルール引用を含む運用例。どの場面でもセッション/戦闘1回限度・鈍重・冷却勢・火力回復ゲートが生きていることを確認せよ。
例1 — 天照之改神、天叢三神降。 三PCが同時に乗る:剣 = 操縦士サムライ、玉 = 心臓同調浄土僧、鏡 = 制御者陰陽師。敵は多頭の巨大妖魔。1間合、鏡の制御者が鏡映し(固有技)で敵の真の戦力・防備・弱点を公開され命中を補助し、制御者が「必殺技充電」を宣言して火力 6を積み立てる(ウィンドアップ・間合 終わりの冷却勢1は正常に差し引かれる)。鈍重で三者とも同順序最後 — 敵が先に動くのを見ても、一拍遅れて構える。次の間合、剣の操縦士がメイン行動で「天叢三神降」を呼びながら天壌無双を巨大スケールで降臨させる — 戦場の敵全員 1戦力 + 恐怖(セッション1回)。危機:玉PC1人が離脱(戦闘不能)すればその瞬間に停止だ — 強さの代償がそのまま脆弱性である。
例2 — アヴァロン・ナイト、聖剣解放。 王の資格を持つ操縦士(本職段数5)。決定的瞬間の一間合 前、制御者が火力 4をウィンドアップで積み立てる(この機体は火力プールが4だけなので一度で空になる)。次の間合、操縦士がメイン行動で「聖剣解放」を発動する — 龍+剣術 ≥ 防備+3、6戦力、妖魔会心時即死判定。1戦闘1回。 発動後、火力は0に近く、その間合 終わりの冷却勢を完全に出してこそ次の間合 から少しずつ再充電される。この機体の強さの正体は一撃のカタルシスであって常時火力ではない。もしこの操縦士が戦闘中に不名誉(反逆・誓約破棄)に陥れば、剣は即座に封印され巨人はその場に止まる。
例3 — 泰山如来、泰山曼陀羅崩 vs 巨大妖魔。 制御者の密教僧が一間合 火力 6を積み立てる(充電)。次の間合「泰山曼陀羅崩」を発動 — 戦場のすべての妖魔の防備 −4(セッション1回)。操縦士は踏みつけ・武装で弱った巨大妖魔を打つ。ただし修行の重み(活力 −2常時)が活力プールを13 → 実効11に削ってプールがぎりぎりに回り、そこに毎 間合 終わりの冷却勢1まで加わって圧迫が増す。「最も大きく殺すが、毎呼吸自身を削る。」曼荼羅が晴れれば次のセッションまで再び広げられないので、その一度を巨大妖魔の本体が露出した瞬間に合わせる。
#香 — 神話的な重み
世界がある極に至ったとき、伝説機は静かに現れる可能性の極点だ — 神話を鋼に閉じ込める罪の頂点。 部位を組み合わせた空缶でも、勢力が量産した制式機でもない、世界の神を巨人の胸に祀ったただ一つの体。それは力である以前に重みだ。
日本の神器を越えて異邦の神まで巨人に祀るということは世界自体を一身に賭ける行為だ。剣を祀れば剣の渇きが付いてきて、聖杯を祀れば信仰の試練が付いてきて、舎利を祀れば戒律の矛盾が付いてくる。借りたものは光だけではない — 借りた神の意までともに背負う。だから巨人が一度名を呼ぶとき、その名は神の権能であって巨人の発明ではない。
天照之改神 (国体級) — 三つの神器を一つの巨人に集めるのは国を一身に賭けることだ。一人が手を放せば、国が止まる。
ザ・トリニティ (異端の奇跡) — 異教の地でデウスを鋼に祀った罪。比叡連には異端であり、キリシタンには奇跡である(
zn08連携)。
アヴァロン・ナイト (王の資格) — 王でなくなる瞬間、巨人も眠る。剣は主を選び、主を失えば自ら鞘に収まる。
泰山如来 (★新規の仏) — これは古い神話になかった巨人だ。仏門が新たに作り出した、殺生を禁じながら最も大きく殺す矛盾の仏。一歩ごとに戒律を破り、その破りによってより大きな殺生を防ぐ。
正本の神器はこう警告する — co-07-03末尾の格言、「神器を手にした者は神の力を借りる。だが神の力には必ず — 神の意が付いてくる。」 伝説機はその格言の巨大な変奏である。
「世界の神を借りた者は、世界の意を背負う — 重く、遅く、止まれなくなって。」
借りた力は返さねばならない(fc01-04)。伝説機はその借りを巨人の大きさで負う者の物語である。そしてその借りが最も重くなる一拍 — 一間合 を丸ごと積み立ててただ一度名を呼ぶその一撃が、すなわち伝説機が払う供物の頂点である(99 天崩鉄拳)。




