日本語版 v1.3.3

#第1章 1幕 — "まだ煙の上がらない朝"

目次

セッション1詳細。 領地内部オリエンテーション。PC 1段。結界の外へは出ない。チュートリアル密度。

本編参照

- 必須: ダイス体系 · 非戦闘判定 · 三道六心

- 参考: 分隊 · 妖魔図鑑: 雑鬼

この補遺内参照

- 必須: 前提 · 結界システム · 核経済

- 必須: 若き領主 · 隠居陰陽師 · 家臣6人

- 必須: 領地地理 · 分隊制限

- 同じ章: 章概要 · 2幕 · 章NPC


#香 — このセッションの感覚

#導入朗読 (GMがセッション開始時に読むこと)

"君たちは昨夜、落ちた。目を覚ました時、領地の外はすでに日本ではなかった。"

"朝が来た。だが煙は上がらなかった。竈に火を入れた家々がないからだ。誰も朝餉を作らなかった。誰も何も作れない。"

"領主の使者が戸を叩く。領主の会議が開かれる — 君たち全員が呼び出された。"

"会議室の障子越しに、結界の青い光がかすかに差し込む。庭の桜は半ば花を落としているが、落ちた花びらが床で少し震えている。結界が息をしているからだ。"

#感覚カード — 1幕の空気

  • : ない。風が吹かない。烏もいない。領地の外の音が来ない。
  • 匂い: まだ鉄臭さは弱い。昨夜、誰かが焚いた香の残りだけ。
  • : 邪気(邪氣)はまだ空を染めていない。光は普段どおりだが、二つの月が西の空に低く掛かっている。
  • 触感: 空気が少し重い。結界内の空気は、結界外より0.1刻遅く動く。

#感覚密度

この幕は「まだ正常に見える」感覚と、「何かが決定的にずれている」感覚の重なりである。GMはこの二つの軸を交差させて描写する。一文は普通の朝、次の文はその朝の傷目。


#法 — このセッションで使うルール

#このセッションに登場するルール

ルール使用箇所参照
基本ダイス 2d10すべての判定本編 03-01
非戦闘判定会議・結界巡回・観察本編 03-09
三道六心分岐会議決定、巡回優先順位本編 02-02
分隊スロットA/B遠征隊選定01-07
結界HP (公開)75/100開始01-02
核収穫判定雑鬼核 — 収穫不可の実演01-03

#このセッションに登場しないルール (意図的)

  • 霊界露出度 (03-02) — 2幕から
  • 呪術結界判定の緊急維持 — 4幕から
  • 三道六心確定 — この章全体では偏向だけを累積
  • 陰陽師衰弱度増加 — このセッションでは0維持

#判定目標値ガイド (1幕専用)

判定目標値試行者
結界目視観察 (震え感知)10全員
結界感知 (微細な亀裂位置)13退魔・感知技能者
住民会話 (本当の感情を読む)12交渉・感知技能者
結界内部の雑鬼痕跡追跡11狩猟・感知技能者
雑鬼退治 (結界内で)— (自動成功)退魔または[霊体]攻撃
雑鬼核収穫— (自動失敗)すべての試行者

雑鬼核はルール上、収穫不可と定められている (01-03)。この場面はプレイヤーがその限界を直接体感するための教育的失敗である。


#主要遭遇 — 1幕構造

#遭遇 1 · 領地会議室 (60~75分)

  • 場所: 領地中心屋敷の会議室。10畳の部屋。
  • 登場: アキヒサ、ゲンショウ、家臣6人 (ヤマグチ・イノ・サクライ・ツカハラ・モリ・ハジヤ)、外部人観察者1~2 (ロレンツォまたはミョウエン)
  • 目的: PCへ状況共有 + スロットB遠征隊編成決定
  • 核心台詞 (アキヒサ):

"今日までは、そなたたちが命令を聞く席だった。今日からは、そなたたちが決める席だ。私は決定を下す。だが、その決定をそなたたちに補ってほしい。"

#遭遇 2 · 結界内部巡回 (45~60分)

  • 場所: 領地南側境界 → 東の神社 → 北の城門 → 結界端の内側
  • 登場: PC、スロットA分隊員2~3 (同行)、住民少数 (すれ違う)
  • 目的: 結界を初めて「数値として」見る。家臣・住民の状態を確認。
  • 核心イベント: 結界端でかすかな震えを感知 → 結界内部に染み込んだ雑鬼の痕跡を発見

#遭遇 3 · 神社裏庭の最初の雑鬼 (30~45分)

  • 場所: ゲンショウの神社裏庭。古い欅の下。
  • 登場: 雑鬼1体 (数値上は戦力0 · 攻撃宣言で即死)、ゲンショウ翁 (遠隔補助)
  • 目的: 最初の霊的遭遇。収穫判定の最初の実演 (失敗として)。
  • 結果: 雑鬼消滅 + 核収穫失敗 + 領主の「明日からは外へ出なければならない」

#遭遇 4 · 夜の静かな時間 (任意 · 30分)

  • 場所: 各自の住まい。PC個人時間。
  • 登場: 各PC自由。アキヒサ・ゲンショウ・家臣・住民・外部人の中から1人との私的会話。
  • 目的: キャラクター動機の最初の楔。三道六心偏向の開始点。

#段階別進行ガイド

#段階 1 — 開始から会議室入室まで

チェックポイントタイミングGMプレイヤー信号
開始朗読セッション開始 0~3分導入ボックス朗読聞くだけPCが息を止める瞬間
PC朝描写3~10分各PCの目覚めを一文ずつPCが自分の部屋を短く描写各PCが領地との関係を一言話す
使者到着10~15分戸を叩く + 使者の短い伝言使者への反応PCが会議招集を理解する
会議室移動15~20分領地内部の短い描写 · 住民の表情3場面移動中の観察自由最初の住民名を聞く
会議室到着20~25分すでに座っている家臣たちの位置描写自分の席を選ぶ各PCが部屋の中の一人と目を合わせる

#段階 2 — 領地会議 (75分)

チェックポイントタイミングGMプレイヤー信号
アキヒサ入室0分領主の入室 · 沈黙後に着席黙礼 · 着席全員が息を殺す
ゲンショウの状況報告0~10分結界HP 75公開 · 自然減少公開質問自由 (1人1問推奨)PCが数値を書き留める
アキヒサの質問10~25分質問3個を順に (下記参照)各自回答家臣たちがPCに注目する
遠征宣言25~30分「明日、外へ出なければならない」宣言反応家臣1人が目を伏せる
スロットB編成30~45分分隊シート公開 · 代替構成提示PCから指揮官選定指揮官の名が呼ばれる
三道六心分岐 145~60分最初の分岐質問提示 (下表)各自回答 · 偏向記録GMが心偏向を静かに記録
会議終了60~75分領主の最後の言葉 · 解散退室外の空気が一度震える

#アキヒサの三つの質問 (会議 10~25分)

アキヒサはPCに三つを順に問う。PC各自、または合意で答える。

  1. "今日、我々が集まった理由を一文で言えるか?" — 各PCが一言。この答えがキャラクターの視点を固定する。
  2. "外に何があると見るか?" — 推測だけ。事実はまだ分からない。この答えが恐怖の向きを決める。
  3. "そなたたちのうち、この部屋の中で最も危険なのは誰か — そなた自身にとって、そして互いにとって?" — この質問がパーティ内の緊張を前面化する。

答えは判定対象ではない。ただしGMは答えを記録する。心偏向・パーティ力学の種になる。

#三道六心分岐 1 — 最初の偵察対象選択

アキヒサが問う。「明日の朝、最初に出る者は誰であるべきか。」

選択心偏向物語効果
「領主の命どおり編成」忠 +1スロットB構成が領主推薦案どおり確定 · 安定
「最も名のある者」覇 +1家臣ヤマグチ(老兵)の参加確定 · 栄光前提
「体が無事な者中心」慈 +1負傷者除外 · 分隊結束 +1
「最も経験のない者」虛 +1分隊結束 -1 · 士気 -1 · 学習機会最大化
「最も正確に観察する者」眞 +1知識・感知技能者を優先編成
「最も危険な者」魔 +1亡命侍クロダ同行可能を開放

偏向は記録のみで、確定しない。キャンペーン全体で累積する。

#段階 3 — 結界内部巡回 (60分)

チェックポイントタイミングGMプレイヤー信号
南側境界0~10分結界の青い震えを描写感知判定 目標値 10結界が「脈拍」だと体感
東の神社10~25分ゲンショウとの短い再会質問1~2個 (核・衰弱詳細)ゲンショウの手が震えるか感知判定 目標値 13
北の城門25~40分城門越しに鉄色の平原を初めて望む感覚描写自由鉄臭さを初感知
結界端40~55分結界内側1mに立つ · 手が結界にほぼ触れる接触試行自由結界が手を「押し返す」
雑鬼痕跡発見55~60分結界内側に微細な影の痕跡感知判定 目標値 11次場面のトリガー

#巡回中の住民遭遇3場面 (各3~5分)

GMは巡回経路中、次の3場面から1~3個を挿入する。

  1. 子をなだめる母 — 「結界はいつ晴れるのですか?」 — 答えれば各心偏向 (忠・慈・眞・虛で異なる答え)。
  2. 鍛冶場の老職人 — 「次に要るのは短刀か槍か。」 — 覇・魔偏向テスト。
  3. 医者の老婆 — うめく住民を看病中。「この人にはもう記憶がありません」 — 慈・虛偏向。

各場面はPCの反応だけを要求する。判定なし。

#段階 4 — 神社裏庭の最初の雑鬼 (45分)

チェックポイントタイミングGMプレイヤー信号
呼び出し0~5分ゲンショウが急ぎPCを呼ぶ即座に合流欅の下の影
雑鬼登場5~10分戦力0の雑鬼を描写 (顔のない灰色の塊)攻撃宣言準備結界内部に妖魔がいる衝撃
戦闘10~20分攻撃宣言 → 即死 (本編雑鬼ルール)一人が攻撃、即解決虚しいほど簡単
収穫試行20~30分収穫判定を提案 · 自動失敗目標値 11試行 · 失敗固定雑鬼核が散る
ゲンショウの説明30~40分「雑級核は収穫不可」 · 等級説明質問2~3個最初の「核収穫」概念学習
領主の決断40~45分アキヒサ登場 · 「明日、外へ」反応セッション締めの圧

#収穫失敗の意味

この場面では、収穫判定を実際に振って失敗することが重要である。GMはプレイヤーが判定を振るよう誘導し、自動失敗がルールであることを事後に公開する。失敗の経験が「収穫価値」を教える。

#段階 5 — 夜の静かな時間 (任意、30分)

チェックポイントタイミングGMプレイヤー信号
帰宅0~5分各自の宿所 · 短い静寂自分の空間描写一日の重み
個別選択5~20分1人との私的会話 (下記)会話相手選択各PCが一つの関係を固める
就寝20~30分夢を一場面 (短く)夢描写を受動的に聞くセッション・フェードアウト

#夜の会話相手オプション

PC 1人につき1つ選ぶ。会話は判定なし。ただし心偏向 +1の可能性あり。

対象場所主題可能な心偏向
アキヒサ領主屋敷書斎アキヒサの不安忠/慈/眞
ゲンショウ神社別棟結界と陰陽師の負担眞/虛/慈
ヤマグチ (老兵)城門夜番過去の戦場話覇/忠
イノ (若い武士)鍛冶場前彼の恐れ慈/虛
ロレンツォ (神父)領地外屋魂の概念眞/虛
ミョウエン (巡礼者)欅の下地獄の概念眞/魔

#成功 / 失敗分岐

#「成功」の形

この幕における「成功」とは何か。

成功部分成功失敗
状況理解すべてのPCが結界HP・核等級・スロット制を理解2/3 PCが理解1人以下が理解
パーティ統合指揮官選定 + 互いの名前・技能把握指揮官のみ選定対立だけが露出
感情的導入PCがそれぞれ「自分はなぜ出るのか」を自分で決める1~2 PCのみ誰にも理由がない
NPC認識アキヒサ・ゲンショウ・家臣2人以上の顔を描けるアキヒサ・ゲンショウのみ中心NPC二人もぼやけている

#失敗時の対応

1幕の「失敗」は実際の脅威ではなく、導入速度の低下である。GMは失敗を致命的に扱わない。

  • 状況理解失敗 → 2幕開始時にゲンショウが短い復習を与える (3分)。
  • パーティ統合失敗 → 2幕でヤマグチ老兵が部分同行し、対立を外在化する。
  • 感情的導入失敗 → 2幕の等活進入時、「鉄臭さの最初の衝撃」を強めて感情を強制導入する。
  • NPC認識失敗 → 3幕で該当NPCが再登場し、2度目の機会を与える。

#結界HP変動 (1幕決算)

原因変動
自然減少 (日中ではない、漂流最初の週0)0
結界内部雑鬼-0 (結界自体に被害なし)
陰陽師緊急維持使用しない
1幕終了時結界HP75維持

#陰陽師衰弱度変動

原因変動
基本0
1幕終了時衰弱度0/10

#住民士気変動 (領地士気基本5/10)

条件変動
会議室場面でPC回答が「明確で硬い」+1
住民遭遇3場面中2以上で良い反応+1
雑鬼遭遇が住民に目撃される (結界内部妖魔!)-1
領主が揺らぐ姿を住民が目撃-1

1幕終了士気範囲: 3~7/10。標準は5維持。


#GMコントロール — ペーシング・トーン調整

#速度調整

このセッションはチュートリアルである。遅くてよい。早く終えようとしないこと。

状況調整
プレイヤーが会議室で話すことがないアキヒサの三つの質問を一つずつ出して圧力
プレイヤーが巡回で移動しかしない住民遭遇3場面中2個を挿入
プレイヤーが雑鬼戦闘を軽く扱いすぎる収穫失敗の意味を強調 (ゲンショウの長い説明)
プレイヤーが劇的に没入夜場面30分追加を許可

#トーンの罠を避ける

  • 会議室を長演説にしない。アキヒサは短く話す。GMが3文以上連続でアキヒサを話したら止め、PCへ質問する。
  • ゲンショウを過度に神秘化しない。彼は老いて疲れている。年輪ある老人であって、超越者ではない。
  • 雑鬼戦闘をコメディにしない。即死だとしても、「結界内に妖魔がいる」という恐怖感を演出する。
  • 三道六心分岐を成績表のように扱わない。偏向は静かに記録し、プレイヤーに「君はいまX心 +1」と宣言しない。

#準備不足時の緊急対応

GMが準備不足で困ったら:

  1. 会議室場面を「アキヒサの長い沈黙 + ゲンショウの短い状況報告」に短縮。
  2. 巡回を「結界端の一点」に縮約。
  3. 雑鬼遭遇をこのセッション唯一の戦闘として使う。
  4. 夜場面をスキップ。

この短縮版は2時間で終えられる。

#セッション終了宣言

信号台詞例
時間到達"今夜はここまで。次回、皆さんは城門を開ける。"
自然な感情クライマックス"寝床に入る。眠りは来ない。最初の夜だ。"
フェードアウト"結界の青い光が天井に揺れる。次回、私たちはその光の向こうを見る。"

#結界内部の最初の災難 — 構造分析

この幕の核心事件は、結界内に妖魔がいるという衝撃である。これは漂流が単なる「移動」ではなく、霊界が領地を呑み込む過程であることを示す。

#なぜ結界内に雑鬼がいるのか

漂流の瞬間、領地の位相が霊界へ移行し、領地内部の邪気(邪氣)が物質化した。つまり領地そのものが妖魔を生んだ。この雑鬼は「外部侵入者」ではなく、「領地が脱ぎ捨てた殻」である。

ゲンショウの事後説明 (セッション後半):

"この雑鬼は外から来たのではない。領地の中に潜んでいた。領地の影、住民の暗い記憶、家臣の古い怨み — そうしたものが霊界に落ちたことで形を得た。我々はこれから、こういうものを何度か見るだろう。"

#プレイヤーに伝える意味

この解釈をセッション中に直接説明しない。ゲンショウの短い言葉と雑鬼の顔のない姿で示唆する。プレイヤーがこの解釈に到達するのは、セッション後半または2幕開始時でよい。

#この最初の災難が開くもの

  1. 収穫判定の無価値: 雑級核は収穫不可。この最初の失敗が「卒級以上が必要」 → 外へ出なければならない → 2幕へ。
  2. 領主の決断: 雑鬼目撃直後、アキヒサの「明日、外へ」宣言に重みが乗る。
  3. 住民士気変化: この遭遇が住民の目に入れば士気 -1。目撃有無の物語分岐。

#幕内選択肢 — プレイヤー行動空間

#プレイヤーがしたがりそうなこと

  1. 領地地図を直接描く → GMは簡略地図を共有する。家臣・施設配置を表示。
  2. 家臣それぞれの背景質問 → GMは02-03 家臣6人要約を使う。
  3. 結界に手を触れてみる → 結界が手を柔らかく押し返す。判定目標値 10に成功すれば、結界の「脈拍周期」を感覚で知る。
  4. ゲンショウと単独会話 → 結界詳細・核詳細・衰弱度共有。ゲンショウは数値を隠さない。
  5. アキヒサに忠誠を誓う → 物語イベント。心偏向 忠 +1。
  6. 領地住民の全数調査 → 時間消費4間合。住民士気 +1、または隠れた病を発見。

#プレイヤーが試みそうな「無理な」行動

  1. 一人で結界を突破して出る → GMは止める。制止失敗時、結界HP -3、住民士気 -2。この強行はセッション3まで影響。
  2. 雑鬼核を無理に掻き集める → 無意味。雑級核は床に触れると散る。
  3. アキヒサに反逆する → 物語調整が必要。GMはプレイヤーと相談後、分岐を再構成する。

#この幕の物語の種 — 次セッションへの予告

#植える種 (プレイヤーに露出)

  1. アキヒサが兄の脇差を会議室の机上に置いていた — 4幕決断の伏線。
  2. ゲンショウの右手が会議中ずっと袖の中にあった — 衰弱の兆候。
  3. 巡回中、家臣ヤマグチの目が長く結界外を見ていた — ヤマグチの「古い戦場への郷愁」。
  4. 結界内部雑鬼の顔の位置に、かすかな「ㅇ」の痕 — 等活の鏡の前兆。

#植える種 (GMのみ把握)

  1. 結界HP減少公式が公開された。プレイヤーは以後、数値を注視する。
  2. 雑鬼核の収穫失敗は、2幕の卒級収穫成功と対照になるよう設計されている。
  3. アキヒサが「明日、外へ」と言ったのは、彼が会議前から決めていたことを意味する。会議はPCを巻き込む儀式である。
  4. ゲンショウが神社裏庭へ雑鬼を「誘導」した可能性 — プレイヤーへ見せるための意図的設定。

#安全技法 — この幕で確認する安全信号

#セッション開始前信号

信号GM反応
プレイヤーが雰囲気に適応しようと沈黙開始朗読速度を調整し、短くもう一度
プレイヤーが冗談で緊張を解く許容。トーン復元は2幕で
プレイヤーが「このジャンルで合っているか」と不安30分休憩 + トーン再合意

#セッション中信号

信号GM反応
特定PCがずっと後ろへ下がるそのPCに一場面集中提供
パーティ内対立が現実の対立になる休憩 + 再調整
復活テーマでプレイヤーが一時硬直Xカード確認 · 場面即時転換

#セッション終了後信号

信号GM反応
プレイヤーがキャラクター愛着を表現2幕で該当NPC/状況を強化
プレイヤーがルール混同を表明次セッション前にルール要約共有
プレイヤーが主題への不快を表明2幕トーン調整 + 必要なら主題差し替え

#次へ


"今日までは、そなたたちが命令を聞く席だった。今日からは、そなたたちが決める席だ。" — カミジョウ・アキヒサ、漂流翌朝の会議で。

"結界の中に妖魔がいた。それは我々が連れてきたものだ。" — ホシノ・ゲンショウ、最初の雑鬼退治の後。