日本語版 v1.3.3 · fc-doc
#百鬼傳承記の使い方
目次
この文書は
fc08をどの順序で読み、どの資料をどの状況に適用するかを説明する。
#序文 - 古びた図鑑の最初の頁
書庫の最初の頁には絵がなかった。
若い陰陽師はそれが損傷した頁だと思った。だが老いた書記は首を振った。
「最初の頁は常に空けておく。知らないものを知っていると描いた瞬間、図鑑は符ではなく嘘になる。」
「では二頁目から見ればよいのですか。」
「いや。まず空の頁を見よ。お前が恐れているものがそこに映るだろう。その次に名をつけよ。」
若い陰陽師は墨をすった。墨の匂いが書庫に広がると、空の頁の真ん中にごく小さな足跡が生じた。それは鼠より小さく、子どもの手より広かった。そしてすぐに消えた。
書記は笑わなかった。
「これからが始まりだ。」
#香 - この書は図鑑より帳簿に近い
妖魔図鑑は名と数値を与える。だが実際の場面で妖魔を長く記憶させるのは数値だけではない。どこで最初に見えたのか、誰がその名を広めたのか、門が開くとき何が変わったのか、どの勢力がその妖魔を隠すか利用しようとするのかが共に必要だ。
百鬼傳承記はその継ぎ目を埋める。妖魔を戦闘ユニット、怪談、場所、勢力、仲間、PCのすべてとして扱いつつ、coの基本規則を正本に置く。
#法 - 読む順序
| 目的 | 先に読む文書 |
|---|---|
| 妖魔をより深く理解 | fc08-01-01, fc08-01-02 |
| 怪談の場面を作る | fc08-02-01, fc08-02-02 |
| 戦国キャンペーンに妖魔を配置 | fc08-03-01から03章 |
| 時代変形を使う | fc08-04-01, fc08-04-02 |
| データを探す | fc08-05-01から05章 |
| 大悪党・組織を製作 | fc08-06-01 |
| 妖魔の大悪党・組織 | fc08-06-01, fc08-06-02, fc08-06-03 |
| 妖魔の仲間・妖魔PC | fc08-07-01, fc08-07-02, fc08-07-03, fc08-07-04 |
#coとの関係
- 戦闘難易度と基本スタットブロックは
co-08-02に従う。 - 遭遇数と等級配置は
co-08-01に従う。 - 勢力の正本の性格と陣営基盤は
co-02-03に従う。 fc08の新規データはfc08の中でのみ正本である。他の巻で使うには選択資料として扱う。
#運用 - 三つの使用モード
| モード | 用途 |
|---|---|
| 解説モード | 既存の妖魔をより説得力ある形で描写する。数値は変えない。 |
| 変形モード | 既存の妖魔に時代・場所・噂の変形を付ける。数値は小さく調整する。 |
| 拡張モード | 強化背景、妖魔組織、妖魔PC職業を使用する。事前の合意が必要だ。 |
妖魔PCと妖魔の仲間は常に拡張モードだ。戦闘力だけを見て許可せず、人間社会でどのような禁忌と代償が生じるのかを共に定める。
#結びの句
図鑑は妖魔を閉じ込められない。ただ妖魔が通り過ぎた跡に名札を立てるだけだ。