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#妖魔6勢力 — 所有ではなく関与

目次

妖魔6勢力 — 所有ではなく関与 挿絵

本文書は front に属する。人間7勢力の所有型降神太甲は 06 に、活力(10+核)・火力・冷却勢・鈍重・貫通半分・超巨大化の定義は 02 に、部位・戦力プールは 03 に、心臓(神器/自家動力)・核破壊は 04 に、必殺技システムは 05 にある。本文書はその上で、妖魔勢力が降神太甲に作用する法、そして妖魔が降神太甲を捕らえるために動員する特殊手法のみを扱う。

人間が神を鋼に閉じ込めると、妖魔はその鋼を欲した — 敵手として、餌として、器として、審判の対象として。人間7勢力が降神太甲を所有するなら(06)、妖魔6勢力はほとんどが作用する。互角の基準点となり、心臓を供給し、倒れた残骸に寄生し、傲慢を罰し、弱点を縛り、ついには腐敗させる。

### ★厳守 — 新ルールを作らない

1. 新能力値・新判定系禁止。 本文書はすべて co 既存の機構(間合・戦力/活力/防備・制圧力・貫通・[霊体]・[淨化]・結界・封印)の上でのみ作動する。妖魔が降神太甲に作用するすべての方式は、既存の妖魔シート既存の技を降神太甲のルール要素に接続することだけである。

2. 兵種 ≠ 職業。 本文書が引用する「傘下の小鬼・妖狐工作員・甲冑怨靈」などは co-02-03固有兵種(卒/練/将スタットブロック)であり、降神太甲の搭乗者は co-04-07 33職である。陣営基盤は略称せずフルネームで書く:狂戰士の血 ・ 幻術の霧 ・ 怨恨殘留 ・ 風の加護 ・ 毒の領域 ・ 世界侵蝕。

3. 武器補正 = 名品・神器 共通 +3 上限ex2-00-05 §10)。「名品 +2 / 神器 +3」式の差別表記を使わない。

4. 鏡(八咫鏡)= 名品co-07-02)、神器ではない — 本文書では該当なし。


#資 — 関与型のルール的原理

妖魔勢力は降神太甲を築かない。彼らは降神太甲という新変数を、自陣営基盤の既に持つ道具で扱う。この節はその「関与」がルール的に何であるか — そしてどこで止まるか — を定める。新能力値・新判定式はなく、必要な数値は既存妖魔シートとZN13統一スタットカードからのみ取る。

#資-1.「関与」の3類型

関与は三筋ある。三つとも新能力値を導入しない。

類型定義データ処理
① 敵手 (Adversary)降神太甲が「巨大妖魔と単身互角」を争う基準点新スタットなし — 既存の主級/将級妖魔シートをそのまま回す。
② 装置 (Device)降神太甲のルール要素(鈍重・冷却勢・心臓・2人協応・活力・火力)を狙うシナリオフック。新数値なしで既存の技(封印・魅惑・捕縛・怨恨・侵蝕・審判)を降神太甲ルールに接続する。
③ 変種機 (Variant Frame)妖魔が降神太甲を纏うか奪った NPC 脅威。06 所有型フレームスタット + 該当陣営基盤1個転移(新能力値なし)。統一スタットカードで提供。

本文書の表は、6勢力それぞれがこの三つのうち何に該当するか、降神太甲のどのルール要素を狙うか、そして降神太甲を捕らえるためにどんなアンチ手法を使うかを明示する。

#資-2. 降神太甲は「巨大」体だ — 互角のルール根拠

降神太甲は巨大妖魔と同一の [巨大] タグを付ける。人工機体であれ、大きさの効果はキャノンの巨大妖魔と同じだ — co-08-02 のがしゃどくろ・海坊主の文句をそのまま再使用する。

[巨大]:卒以下の技は自動無効(大きさの差)。

この一行が二つを同時に定める。

  • 掴まれの下限。 分隊の雑兵・卒単位の攻撃は降神太甲に届かない。分隊撃殺の根拠であり、「雑・卒に掴まれない」の根拠。
  • 掴まれの上限。 免疫範囲は雑・卒のみに厳格に限定する — 練単位以上は正常に被撃される。練+ 分隊・将+ 敵・貫通半分(02 §7-2)・心臓狙撃には掴まれる。 免疫を練まで拡大すると、降神太甲は「捕らえられないボス」となり 02 §8 の戦場位相が崩れる。(ただし超巨大化/巨大化(資-5)中は自動無効が練級まで拡大する。)

→ 酒天山の巨大妖魔敵手と降神太甲は双方とも [巨大] なので、互いが率いる雑・卒のチップダメージを無視して本体同士でぶつかる。これが「互角」の定義だ — 小さきものは二者を分かてず、大いなるもの同士のみが届く。

#資-3. 妖魔心臓変種の共通弱点

妖核動力・妖魔心臓を付けた降神太甲は[淨化]・結界・封印に脆弱だ。エンリョ館の穏健妖魔心臓(06)・般若の呪詛心臓・靈界侵蝕心臓がここに該当する。この弱点は発明したのではなく既存の妖魔の弱点をそのまま相続したものだ。

  • 出典。 茨木童子 「防備 −3 vs 神器・淨化」fc04-04-02)・土蜘蛛 「[淨化]・[明るい光] 時1呼吸 防備 −2」(同文書)。降神太甲の妖魔心臓変種はより強い側(−3)を相続する。
  • 純 神器 心臓(比叡式)・機械動力(国友式)はこの弱点がない06 の所有型5種と対称だ。淨化がよく効く降神太甲は「その中に妖魔がいる」という信号だ。
  • [霊体] 免疫の例外。 降神太甲の機械免疫は [霊体] を含まない。特に自家心臓がイタコ(22)・祟り神(27)のときは(04)[霊体]・精神系の一部・過負荷/消耗が正常適用される。

#資-4. アンチ降神太甲 — 妖魔は特殊手法が要る(★フレーミング)

降神太甲は一般の巨大妖魔より一歩上に立つ(02 §8 戦場位相:均衡戦力 8〜9・フルビルド 10〜11・防備 17〜18・制圧力 +6〜+8 + 巨大タグ + 貫通半分 + 火力リザーブ)。酒呑童子(主 8/17)と混流化身(10/19)の間〜上に立つので、並の巨大妖魔は降神太甲を正面から互角以下にしか打てない。

だから妖魔が降神太甲を「捕らえる」には、各勢力固有のアンチ降神太甲手法が要る。人間の3大カウンター(神樂藩 鉄砲隊 [貫通]・比叡 封印師 封印・風魔 上忍 潜入 自動会心、02 §9・09 運用表)とは別の弱点を噛む、妖魔だけの手法6種だ。

妖魔勢力アンチ降神太甲手法狙う降神太甲ルール要素
酒天山超巨大化巨大タグ優位 — 本体同士の正面激突に引き込んで鈍重を相殺し、同格交戦を強制
尾羽山魅惑奪取搭乗者/制御者1人(人間)の精神 — 機械免疫を迂回、2人協応の脆弱を直撃
般若祭壇呪詛(怨恨殘留)倒れた残骸 + 心臓 — 撃殺された遺体で強化、残骸を怨鬼機体として復活
霧幻衆審判(大審判)操縦士/制御者個人の美 — 戦力無関係の即決、巨大フレームは免罪符ではない
伊吹園捕縛(蜘蛛糸)鈍重・機動弱点 — 移動不可の結縛 + 搭乗乗員を毒で蝕む
靈界の王座侵蝕(世界侵蝕)心臓・存在そのもの — 降神太甲を混流変種異形へ腐敗、最終脅威

この六つが本文書の脊椎だ。酒天山・靈界は巨大化(怪獣変身)まで動員して降神太甲の巨大タグ優位を無力化し(資-5)、尾羽山はフレーム(機械)ではなく搭乗者(人間)個人を狙う — 降神太甲の機械免疫は魅惑を防げないので(02 §9 機械特性・魅惑非免疫)、操縦士一人を捕らえればその間合の降神太甲の出力が崩れる(02 §1.2 片方行動不能)。人間カウンターが開けない「2人協応」という扉を妖魔が開ける方式だ。

#資-5. 巨大化— 怪獣が降神太甲の優位を消す

降神太甲の「超巨大化」(02 §7-2)はメカ強化であり、巨大妖魔の「巨大化」は同じテンプレートの怪獣変身だ。二つは同じルールを双方に適用した硬貨の表裏である。

  • 何を消すか。 一般の巨大妖魔は降神太甲の下に立つが(資-4)、巨大化すれば降神太甲の巨大タグ優位が相殺される — 鈍重が互いに解け、自動無効が練級まで拡大し、本体同士が同格で交戦する。降神太甲が超巨大化で応じなければ引きずられる。
  • 発動・強化・代価。 02 §7-2 超巨大化テンプレートを巨大妖魔にそのまま使う — 1間合の変身 + 巨大化動力1回 + 活力5 → 戦力 +2・防備 +1・制圧力 +2・リーチ +1区域・巨大タグ練級まで拡大・必殺技 火力コスト −2。解除(持続終了・被撃ダウン)時に気尽・資源枯渇。巨大妖魔の権能資源(酒呑童子「酒気」・混流「靈界侵蝕度」等)が火力の代わりとなる。
  • クライマックス1:1。 降神太甲の超巨大化 ↔ 巨大妖魔の巨大化はどちらも鈍重が相殺されて画面いっぱいの同格激突になる(09 1:1 クライマックス)。酒天山の酒呑童子・靈界の混流変種が巨大化側の標準例だ。

★巨大化は「捕らえる」手法だ。 巨大化は単なる強化ではなく、降神太甲が一般の巨大妖魔に対して持つ巨大タグ優位を消すアンチ手法だ(資-4 酒天山・靈界)。巨大化した怪獣の前で降神太甲はもはや「一歩上」ではなく「互角」であり、その互角を再び崩すには超巨大化・必殺技・心臓狙撃が要る。


#表 — 妖魔6勢力 × 降神太甲

この表は、「誰が何を狙うのか」を先に読めるようにした要約である。すべての処理は既存シート・既存技の再配置であり、新能力値・新判定式は作らない。

#早見表

勢力関与類型狙う弱点後続処理
酒天山敵手 + 変種機巨大化で降神太甲の巨大タグ優位を相殺する。鬼搭乗変種スタットカードを提供。
尾羽山供給 + 転覆装置魅惑で操縦士/制御者1人を奪い、2人協応を崩す。既存の魅惑技を搭乗者個人に適用。
般若祭壇寄生 + 変種機分隊撃殺の怨恨を喰い、倒れた機体を怨鬼祭壇として蘇らせる。呪詛幽霊機体スタットカードを提供。
霧幻衆審判装置神を僭称する運用者の傲慢を大審判で折る。既存の大審判を操縦士/制御者個人の対立で処理。
伊吹園捕縛 + 収集 + 蝕み装置鈍重・機動弱点を蜘蛛糸で縛り、乗員を毒で蝕む。既存の蜘蛛糸・捕獲・毒技を適用。
靈界の王座変種機 + 最終脅威靈界侵蝕で機体を混流変種へ腐敗させ、巨大化で対抗する。混流変種スタットカードと最終戦軸を提供。

#勢力別詳細

#酒天山 — 正面からぶつかる鬼変種

  • 陣営基盤: 狂戰士の血(狂戰士の血)。
  • 関与類型: 敵手 + 変種機。
  • アンチ手法: 酒呑童子・茨木が「巨大妖魔単身互角」の基準点である。双方とも [巨大] なので雑・卒チップダメージを無視し、本体戦に入る。酒気で巨大化を発動すれば、降神太甲の巨大タグ優位が相殺されて同格交戦を強制する(資-5)。変種では乗員なしで鬼が甲冑を纏い、[狂戰士の血] が転移する。
  • データ処理: 酒呑童子(主級 戦力 8 / 防備 17 / 活力 14、co-08-02fc04-04-01)と茨木(副頭領級 戦力 7 / 防備 14 / 活力 13、防備 −3 vs 神器・淨化、fc04-04-02)を再使用する。巨大化は 02 §7-2 超巨大化テンプレートを巨大妖魔側へ適用する。鬼搭乗変種は下記の統一スタットカード + [狂戰士の血] 1個転移で処理する。
  • 香: 「鋼が酒に酔えば、斬られるほど大きく笑う。」

#尾羽山 — 搭乗者を奪う供給線

  • 陣営基盤: 幻術の霧(幻術の霧)。
  • 関与類型: 装置(供給 + 転覆)。
  • アンチ手法: 妖核神器を密取引し、06 堺機体の動力調達線になる。戦闘では魅惑で操縦士/制御者1人を奪い、2人協応の脆さを突く。幻術で偽機体を敷いて偽装配置することもできる。
  • データ処理: 魅惑は白狐の「魅惑 2活力、美 対立、失敗時 1間合 転向」と玉藻前の「大魅惑 3活力、2間合 転向」(co-02-03)をそのまま使う。奪取対象はフレームではなく搭乗者個人(人間)である(02 §9 魅惑非免疫)。搭乗者1人が1間合行動不能なら、02 §1.2 の「片方行動不能時に出力急減」が発動する。
  • 香: 「狐は巨人を壊さない — 巨人の片手に囁き、もう片手を止めさせる。」

#般若祭壇 — 残骸に寄生する怨恨

  • 陣営基盤: 怨恨殘留(怨恨殘留)。
  • 関与類型: 装置(寄生 + 変種機)。
  • アンチ手法: 降神太甲の分隊撃殺が戦死者を増やし、その怨恨が般若を強化する。倒れた降神太甲は自家心臓 祟り神(27)の終着駅として「動く怨鬼祭壇」になりうる(04)。
  • データ処理: 怨恨は「戦闘不能時に敵1体怨恨、小康 戦力 −1、退魔 ≥13 解除」(co-02-03)をそのまま使う。幽霊機体は倒れた06/07フレームに [怨恨殘留] を適用し、怨鬼武装 将級(戦力 4 / 防備 16 / [霊体])の非実体処理を付ける。弱点は退魔・封印(資-3)である。
  • 香: 「巨人が崩れた跡に、彼が踏みにじったすべての怨恨が再び起き上がる — 今度は操縦士なしで。」

#霧幻衆 — 神を僭称した者を裁く

  • 陣営基盤: 風の加護(風の加護)。
  • 関与類型: 装置(審判)。
  • アンチ手法: 「神を僭称する」降神太甲運用者、特に神格自家心臓・国体級伝説機の運用者へ大審判を下す。傲慢なら戦力と無関係に即時戦闘不能、謙遜なら試練の報酬を得る。巨大フレームは免罪符ではない。
  • データ処理: 僧正坊の「大審判 4活力、対立敗者は戦力無関係に戦闘不能(傲慢の罰)」と「謙遜な者(美 0 以下)に攻撃 −3」(co-02-03)を引用する。降神太甲が標的なら、操縦士/制御者個人の美の能力値で対立する。
  • 香: 「天は鋼で作った神を最も先に見る — そして最も先に問う、お前が本当に神かと。」

#伊吹園 — 最も重い獲物を縛る

  • 陣営基盤: 毒の領域(毒の領域)。
  • 関与類型: 装置(捕縛 + 収集 + 蝕み)。
  • アンチ手法: 蜘蛛糸で鈍重・機動弱点を突き、移動不可をかける。鹵獲した機体は殺さずに「収集」して保管し、交渉で回収させる。毒はフレームではなく搭乗乗員の身体を蝕む。
  • データ処理: 大蜘蛛の「移動不可 2間合」、蜘蛛巫女結界の「進入 +3活力」、妖蜘蛛姫捕獲の 2d10+技 vs 体, 4活力+体 >= 15 脱出co-02-03)を使う。鈍重(同順序最後)+ 捕縛は降神太甲が最も嫌う組み合わせである。毒は活力ではなく搭乗者個人の活力/体が対象なので、機械免疫とは別に人間乗員を蝕む。
  • 香: 「最も重い獲物が最も良い収集品だ — 巨人は逃げられないから。」

#靈界の王座 — 最終戦の腐敗した器

  • 陣営基盤: 世界侵蝕(世界侵蝕)。
  • 関与類型: 変種機 + 最終脅威。
  • アンチ手法: 靈界侵蝕が降神太甲を混流変種異形へ腐敗させる。混流変種は巨大化側(資-5)を使って降神太甲の優位を消し、人間 + 妖魔連合の降神太甲が必要なキャンペーン敵になる。
  • データ処理: 下記の統一スタットカード + [世界侵蝕] 転移 + 混流化身データ(主級 戦力 10 / 防備 19 / 活力 15 / 永劫の手 2d10 + 智(5) >= 防備、[霊体]、2戦力 / 不滅、co-02-03)を使う。原シートは永劫の手を [霊体] 2戦力としてのみ示し判定式を持たないため、ZN13最終戦では主級霊撃として 智5で処理する。侵蝕度 ≥5 になれば混流の破片が自動出現する。巨大化は 02 §7-2 巨大化側である。靈界封印には比叡封印師 + エンリョ館知識 + 国友技術がすべて必要なので、これが降神太甲の3勢力合作の名分となる。
  • 香: 「鋼に閉じ込めた神でさえ、靈界の前ではただより大きな器にすぎない — 何でも容れる。」

分担原則。 変種機に分類された3勢力(酒天山・般若祭壇・靈界の王座)のみ回すスタットカードを提供する。装置型3勢力(尾羽山・霧幻衆・伊吹園)は既存の技を降神太甲ルールに接続するシナリオ装置としてのみ作動するので、新スタットカードが要らない — 上表の「アンカー」枠の数値をそのまま使う。


#表 — 変種機 ①:鬼搭乗降神太甲(酒天山)

鬼搭乗降神太甲変種 挿絵

鬼搭乗降神太甲 = 新規拡張。ただしスタットは既存の酒呑童子 活力14 + 06 フレーム + [狂戰士の血] 転移のみで構成するので新能力値0。統一スタットカード様式(06)で提供する。

#鬼搭乗降神太甲(酒天山 · 変種機 · NPC 脅威)

「酒に酔った鋼は斬られるほど大きく笑う — 操縦士がいないから止める手もない。」

戦力防備活力火力(最大)制圧力貫通
9〜1017146(神器格)+6½
  • 巨大: 雑・卒等級の技・一斉射撃は自動無効(大きさの差)。練+ 分隊・将+・貫通半分・心臓狙撃には正常被撃。(巨大化中は自動無効が練級まで拡大。)
  • 固有技(常時)— 「酔鋼(醉鋼)」: [狂戰士の血] 転移。戦力が半分(≤5)以下に落ちると全攻撃 +1、戦力 1 のとき +2。斬られるほど強くなる。
  • 必殺技(火力 4・戦闘1回・ウィンドアップ1)— 「鬼笑乱舞(鬼笑亂舞)」: 1間合の充電後に発動。同一区域の全分隊 自動撃殺(巨大タグの分隊撃殺を火力で拡張、命中強度無関係)+ 同一区域の将+ 敵 1戦力 + 恐怖。酒気にまかせて振るう多腕の舞。(05 必殺技システム。)
  • 巨大化(アンチ手法): 酒気/「山を呑む」資源1回 + 活力5で巨大化(02 §7-2 巨大化側)— 1間合の変身 → 戦力 +2・防備 +1・制圧力 +2・リーチ +1・練級まで無効・必殺技 火力 −2。「山を呑む」は変身動力として使うため、その間合に4戦力攻撃を同時には与えない。降神太甲の巨大タグ優位を相殺して同格交戦を強制(資-5)。解除時に気尽・火力 0。
  • ペナルティ: 鈍重(同順序最後・先攻免疫) · 冷却勢(間合の終わりに活力 −1、出せねば気尽・火力未回復) · 心臓依存。操縦士・制御者不在 — 鬼が挙動と動力を兼ねる(自己駆動)。
  • 弱点: 妖核動力 → [淨化]・結界・封印 時に 防備 −3(茨木アンカー・資-3)。ただし搭乗者がいないので尾羽山の魅惑カウンターには免疫(剥がす搭乗者がいない)。
  • 出典: 酒呑童子(co-08-02fc04-04-01) · 茨木(fc04-04-02) · 狂戰士の血(co-02-03)。

活力 14・戦力 9〜10 の根拠。 酒呑童子 活力 14・戦力 8 と同級〜上に合わせた値だ — 鬼搭乗変種は酒呑童子が甲冑を纏った形態なので本体活力を維持し、甲冑の火力リザーブ(神器格 6)を得て酒呑童子より一歩上に立つ(02 §8 戦場位相の高格帯)。活力は降神太甲公式(10+核)ではなく鬼の活力をそのまま使う側がより明瞭で酒呑童子と一貫する — 変種機の活力は本体妖魔活力優先だ。

操縦士・制御者がいない。 鬼搭乗変種は 04 の「1.5人圧縮」を最後まで押し切った極端 — 鬼が挙動と動力を兼ねる。したがって尾羽山の魅惑で「搭乗者一人」を剥がす標的がない(魅惑カウンター免疫の稀な例外)。代わりに [淨化]・封印弱点はそのままだ。co-99-01 Variant・NPC 限定。

ティア変換。 GM がより弱く敷くには将級に −2/−1 変換:戦力 7 / 防備 15 / 活力 12 / 火力 4(名品格) / 制圧力 +4。巨大化・固有技はそのまま置き、必殺技の火力コストは 4 のまま置く(将級は火力 4 がプールの全部)。


#表 — 変種機 ②:般若呪詛幽霊機体(般若祭壇)

般若呪詛幽霊機体 挿絵

呪詛幽霊機体 = 新規拡張。スタットは元のフレームの算術減少(÷2 など)+ [怨恨殘留] + 非実体アンカーのみで構成するので新能力値0。倒れた降神太甲(06/07 フレームまたは PC 運用機体)に [怨恨殘留] を適用して「動く怨鬼祭壇」にする。火力・活力は元のフレームの減少値を統一スタットカードに移す。

#般若呪詛幽霊機体(般若祭壇 · 変種機 · 元の等級 −1、非実体)

「巨人が崩れた跡に、踏みにじられたすべての怨恨が操縦士なしで再び起き上がる。」

戦力防備活力火力(最大)制圧力貫通
元フレーム ÷2(切り捨て)元フレーム −1元フレーム −4元フレーム ÷2(切り捨て)元フレーム −2½
  • 非実体: 物理攻撃 50% 無効、[淨化]・退魔で免じるまで物理ではよく死なない(浮遊怨靈・甲冑怨靈アンカー、co-02-03)。
  • 巨大: 雑・卒の技は自動無効 — 免疫は雑・卒までのみ、練+・[貫通]・心臓狙撃には正常被撃。
  • 固有技(常時)— 「怨恨殘留」: 呪詛(アンチ)。戦闘不能時に敵1体に怨恨(小康 戦力 −1、退魔 ≥13 解除)。倒しても呪いを残す。
  • 必殺技(火力 4・戦闘1回・ウィンドアップ1)— 「万霊祭壇(萬靈祭壇)」: 1間合の充電後に発動。区域全体に怨鬼を起こして同一区域の 人間搭乗者全員 美 対立 → 敗北時1 間合 恐怖・行動不能 + 区域内の自己の非実体回復(戦闘不能から1回再起動)。崩れた怨恨たちの合唱。(05 必殺技システム。)
  • ペナルティ: 鈍重・冷却勢(間合の終わり)・心臓依存 + 火力回復ゲート同一(元フレーム火力が ÷2 で浅く必殺技1回でほぼ枯渇)。操縦士なし。
  • 弱点: 退魔・結界・封印のみ有効(資-3)。[淨化] 時に非実体解除。 物理のみでは「倒しても死なない」変種なので、退魔軸が本カウンターだ。
  • 出典: [怨恨殘留]・浮遊怨靈・甲冑怨靈(co-02-03) · 自家心臓 祟り神(04)。

例示算出。 将級降神太甲(戦力 6 / 防備 16 / 活力 12 / 火力 4 / 制圧力 +5)が倒れて幽霊機体になると → 練級、戦力 3 / 防備 15 / 活力 8 / 火力 2 / 制圧力 +3 / 非実体。 脅威にはなるが「倒しても死なない」挫折を与えない線だ — 退魔・封印なら片づく。

叙事連携。 自家心臓 祟り神(27)が心臓の降神太甲は、この幽霊機体化がスローモーションで進む — 呪いが累積しフレームが次第に「呪詛機体」へ固まっていき、その終着駅がすなわちこの幽霊機体だ(04 自家心臓)。濃い香は 0899 で扱う。


#表 — 変種機 ③:靈界侵蝕混流変種(靈界の王座)

靈界侵蝕混流変種 挿絵

靈界侵蝕混流変種降神太甲 = 新規拡張。06 フレーム + [世界侵蝕] 転移 + 混流化身データ参照のみで構成するので新能力値0。侵蝕が深まった降神太甲が混流の異形へ変質した最終脅威 — キャンペーンボス級。

#靈界侵蝕混流変種(靈界の王座 · 変種機 · キャンペーンボス級)

「鋼に閉じ込めた神でさえ、靈界の前では何でも容れるより大きな器にすぎない。」

戦力防備活力火力(最大)制圧力貫通
10〜1118〜19156(神器格)+7〜+8½
  • 巨大: 雑・卒等級の技は自動無効 — 免疫は雑・卒までのみ、練+・[貫通]・心臓狙撃には正常被撃。(巨大化中は練級まで拡大。)
  • 固有技(常時)— 「世界侵蝕」: 侵蝕(アンチ)。毎小康に侵蝕度 +1。侵蝕度 ≥5 時に 混流化身片自動出現(下記別個の振り)。戦場が靈界に染まる。
  • 必殺技(火力 5・戦闘1回・ウィンドアップ1)— 「黄泉奈落(黃泉奈落)」: 1間合の充電後に発動。区域一つを靈界へ引き込んでその区域の非-[霊体] ユニット 全員 [直撃] 1戦力 + 次の間合 鈍重(靈界の重さ)+ 混流片1体を即時合流。生者と死者の境が崩れる。(05 必殺技システム。)
  • 巨大化(アンチ手法): 侵蝕度1または霊界掌握1回分 + 活力5を資源に巨大化(02 §7-2 巨大化側)。降神太甲優位を消して同格激突を強制(資-5)。09 の 1:1 クライマックス標準側。
  • 混流化身片(参照・別個の振り): 主級 戦力 10 / 防備 19 / 活力 15 / 永劫の手 2d10 + 智(5) >= 防備、[霊体]、2戦力 / 不滅(co-02-03)— 降神太甲本体とは別個に振る。[霊体]/不滅は封印儀式が本則(下記)。
  • ペナルティ: 鈍重・冷却勢(間合の終わり)・心臓依存 + 侵蝕が深いほど運用者の統制が弱まる(GM 侵蝕ペナルティ)。
  • 弱点: 靈界心臓 → [淨化]・結界・封印 時に 防備 −3(資-3)。ただし、混流片の [霊体]/不滅は別途 — 封印儀式が本則であり、その儀式には3勢力合作が要る(下記)。
  • 出典: 混流化身・世界侵蝕(co-02-03) · 靈界封印 3勢力合作(同文書)。

★キャノン結束 — 降神太甲の存在理由。 靈界封印には比叡 封印師 + エンリョ館 知識 + 国友 技術すべて必要だというのが正本設定だ(co-02-03)。この3勢力合作がすなわち降神太甲の名分だ — 人類最後の兵器。 混流変種を相手取るには、敵対していた三勢力が手を取り合い一機を上げねばならない。靈界の王座は「関与型」だが、同時に降神太甲がなぜ存在すべきかに対するキャノンの答えだ。

クライマックス1:1。 靈界侵蝕混流変種は巨大化側の標準だ(02 §7-2・09)。巨大化した混流変種の前で人類連合の降神太甲は超巨大化で応じてはじめて同格になる — どちらも巨大化/超巨大化なら鈍重が相殺されて画面いっぱいの同格激突になり、その互角を崩すのは必殺技と封印儀式(3勢力合作)だ。


#運用 メモ (GM)

  • 規模デフォルト。 一つの戦場に降神太甲1機 + 関与型妖魔1勢力が基本規模だ。関与型はほとんどが既存シート再使用なので、GM が新たに追跡する数値は事実上0だ — 上表の「アンカー」枠と変種3種の統一スタットカードを広げればそのまま回る。
  • 妖魔が降神太甲を捕らえる法。 一般の巨大妖魔は降神太甲の下に立つので、妖魔側が勝つには資-4 のアンチ手法(酒天 巨大化・尾羽山 魅惑奪取・般若 呪詛・霧幻 審判・伊吹 捕縛・靈界 侵蝕)を必ず敷く。正面の物量では降神太甲を越えられない — 弱点を正確に噛む一手が要る。
  • 06との分担。 人間7勢力 = 所有(固有機体スタット、06)。妖魔6勢力 = 関与(作用・装置・変種、本07)。変種機3種(酒天山・般若祭壇・靈界の王座)のみ統一スタットカードを提供し、残り3種(尾羽山・霧幻衆・伊吹園)は既存の技を降神太甲ルールに接続する装置としてのみ使う。
  • 弱点を逆に読む。 淨化がよく効く降神太甲は「その中に妖魔心臓がある」という信号だ(資-3)。尾羽山の心臓供給線を断てば敵の堺機体が動力を失う(06 堺)。妖魔の関与は脅威であると同時にプレイヤーが噛める弱点だ。
  • 巨大さは免罪符ではない。 霧幻衆の大審判は巨大フレームではなく操縦士/制御者個人の美で対立する — 降神太甲に乗ったからといって傲慢が免罪されはしない。神格自家心臓・国体級伝説機(08)を運用するほど霧幻衆の視線が最も先に届く。
  • 巨大化 vs 超巨大化。 酒呑童子・混流変種が巨大化すれば降神太甲は超巨大化で応じてはじめて互角になる(02 §7-2・資-5)。どちらも変身すれば鈍重が相殺されて同格激突になり、その互角を崩すのは必殺技(火力 4↑・戦闘1回)と心臓狙撃・封印だ(09 1:1 クライマックス)。