日本語版 v1.3.3
#本編比の新規ルール・デルタ
目次
この補充が本編『混世霊妖譚』ルールの上に重ねる新規ルールすべての統合索引。各新規ルールは出典文書で正式に定義され、本編と衝突する場合は本編優先の原則に従い、この補充内でのみ有効とする。
#ルール・デルタ12種
#1. 結界HPシステム — 01-02
- 本編の陰陽師結界技法は「戦闘中の即席結界」だけを定義している。本ルールは「長期維持される領地結界」を定量化する。
- 核心数値: 最大結界HP 100、自然減少 -3/週、核注入による回復。
- 結界HP 0 = キャンペーン終了条件(領地陥落)。
#2. 妖魔核経済 — 01-03
- 本編の妖魔核は「プロットフック程度」にとどまる(国友座の自律機人、般若儀式などの特殊ケース)。
- 本ルールは核を定量資源へ引き上げる: 収穫判定、保管限界、週間変質イベント、加工段階。
- 核段階 — 不安定(結界HP +10)、安定(結界HP +30)、高純度(結界HP +60)。
#3. 領地士気・恐怖値 — 01-06
- 本編の名声・関係網はNPC同士の関係が中心。
- 本ルールは「領地住民全体の心理状態」を0~10尺度で管理する。
- 任務失敗・犠牲者発生・結界弱体イベントに反応する。
#4. 分隊2スロット制限 — 01-07
- 本編の分隊は費用・結束・利用可能人員を合わせて考えて運用する。
- 本ルールはその中でも鏡山領の極端に低い利用可能人員を別途数値化する: 合計2スロット、1つは領地防衛固定、遠征には1スロットのみ。
- 補助分隊(補給・軍楽・医務・旗手)は領地固定 — 遠征に同行不可。
#5. 霊界露出度 — 03-02
- 本編の非戦闘移動ルールは通常の地表世界を基準とする。
- 本ルールは霊界移動時に生じる疲労感・霊的侵食・時間の揺らぎを霊界露出度0-10ひとつで管理する。
#6. 結界境界イベント — 03-05
- 本編にはない新規イベント類型: 結界の端で発生する侵食・縫合・侵入試行。
- メインアークと独立して常時発生しうる — 領地を守る人員を割かせる圧迫要因。
#7. 地獄流派5種 — 22-*
- 本編流派18種の構造(免許/秘技)をそのまま踏襲する新規流派5種。
- 等活流・黒縄流・叫喚流・焦熱流 + 10段専用の無間道。
- 接近条件: 該当地獄で交渉可能な妖魔/幽霊の師に出会って伝授を受けるか、該当地獄の深部探索マイルストーン到達時に解禁。
#8. ロマンス好感度 — 24-01
- 本編にはない下位システム。好感度0~10尺度、段階別イベント。
- 三道六心(本編)と連動: 特定パートナーは特定の心が傾くと好感度が変動する。
- 人間5・妖魔4、合計9人のパートナー。
#9. 地獄固有妖魔 — 99-01
- 本編妖魔図鑑フォーマットに準拠する新規妖魔25種。
- 各章4~5種 × 5章 = 約25種。
- 特殊ギミック: 地獄別の環境ギミック(不死・捕縛・煮沸・業火・無限苦痛)に適応したスタットブロック。
#10. 霊界遺物アイテム — 99-02
- 本編名品・神器・異国神物のフォーマットに準拠。
- 霊界でのみ獲得可能な新規遺物15種。祝福・呪い・献身の3軸構造は同一。
#11. 生業 分類 — 99-05
- 本編技能36種は冒険者の技芸を前提とする。本ルールは民衆の生涯専門性を別分類として追加する。
- 表記:
生業:鍛冶,生業:漁業など16種例示 + GM拡張。 - 4段階: 入門(1点・+0、弟子) → 熟練(2点・+1、生業人) → 職人(3点・+2、領地権威) → 名匠(4点・+3、伝説)。聖人なし。
- 戦場判定不可 — 領地運営・生活・非戦闘専門性判定にのみ有効。
- 職人は領地ごとに生業1名が原則。名匠は領地ではまれで、多くは過去・外部の伝説的存在として言及される。PCの名匠到達はキャンペーンエンディングの叙事的贈り物。
- 本編技能と共存し、同じ人物が同時に保有可能。領地居住者PCは1点の特殊ボーナスで生業1種に入門可能。
#12. 民衆 拡張クラス — 99-06
- NPC専用。本編33職業(基本18 + 魔人12 + 異邦人3)はいずれも冒険者・武士・異邦人など特殊な者を前提とする。本ルールは平凡な住民のためのクラスを新設する。
- 自動特技なし、クラス固有マヌーバなし、威名不可。すべての特技スロットを一般特技(強靭/迅速/幸運児など)から選択。
- 能力値・活力・戦力・防備・技能点は本編標準に従う(1段能力合計 +3、活力 = 10+技、戦力 = 3+體)。
- 主軸は生業 — 民衆の差別性は戦場ではなく生活戦線の専門性にある。
- 戦場ユニット等級の二重扱い (★): 個体データは叙事・生業・非戦闘判定にのみ適用。戦場動員時、無訓練は雑(戦力0で即死)、基礎訓練は卒級分隊の1人として扱う。個人ユニット(将・主)への昇格には本編クラスへの転職が必要。
- 一般特技の叙事的運用 (★): 民衆の本編一般特技(強靭・迅速・幸運児など10種)は数値補正ではなく叙事的結果変動として作用する。強靭=即死→重傷(応急処置の機会) / 迅速=瓦解時に安全逃走 / 幸運児=戦場1回だけ個体データ適用 / 熟練・持久戦・不屈・危機感知・戦場の勘・妖魔知識・野戦指揮はそれぞれの叙事効果を明示。武士修練を前提とする特技(二刀流・盾術・重甲適応・回避の達人・騎馬戦闘・集中)は民衆が取得不可。
- PC選択不可。GMがNPCにのみ付与。必要なら本編クラスへ転職可能(叙事的条件)。
- 最大段数9段。10段威名は冒険者の道。
#本編との衝突処理原則
- 優先順位: 本編Canon > この補充Canon > 補充内Summary
- 衝突処理: この補充の細部文言より本編Canonを優先適用。本編修正禁止。
- 新規ルール: 本編と併存。この補充内でのみ有効であることを明示。
- 用語衝突: 用語は本編に従う(間合/活力/区域/心府/外郭)。新規用語は併記(漢字・意味説明)。
#ルール・デルタ確認リスト
- [ ] 本編と同じ概念を別名で定義していないか
- [ ] 「新規ルール」ボックスが該当ファイルに存在するか
- [ ] 本編の該当セクションリンクが付いているか
- [ ] 本編ルールの誤解・誤用はないか
- [ ] この補充の外部(本編)でこの新規ルールを参照しなければならない要求がないか(独立性)