日本語版 v1.3.3

#指揮流派の新設 (指揮流派) — セクション索引

目次

#§ 判定手順 (本編再活用)

本セクションの6技能(軍学・交渉・威圧・買収・扇動・虚言)の判定は、本編 03-09 非戦闘判定 目標値 11-17 + 04-01 技能 応用で処理する。本拡張では新設目標値表を設けず、流派ボーナスのみ追加する。

士気 ±N 政策: 本セクションの「分隊士気 ±N」表記は、本編単独 = 分隊結束力 ±N (06-units)。1次キャンペーン使用時は領地士気と自動互換、30-03 変形使用時は本拡張の士気と自動互換 — マッピングは 00-05 §12 を参照。

マッピング政策の出典: 00-05 §14 未定義概念の本編再活用マッピング

#アイデンティティ

本編の指揮6技能(軍学・交渉・威圧・買収・扇動・虚言)は流派が皆無。本拡張が6技能すべてに流派を新設する。指揮技能の流派は、政治キャンペーン・外交プレイ・集団戦闘・宮廷陰謀といった多様なテーブルの要求に対応する。

#デザイン目標

  • 6技能 × 最低3種 = 18種以上の新規流派。
  • 技能別の細部目標:
  • 軍学: 4~6種。孫子・呉子・紀效・戚武医学・西洋兵学・朝鮮兵学
  • 交渉: 3~5種。茶道外交・商道交渉・宮廷礼儀・蛮族条約・外夷交渉
  • 威圧: 3~5種。武装威圧・妖怪威圧・権威威圧・狂気威圧
  • 買収: 3~5種。商人式・密室式・政治式・異国賄賂
  • 扇動: 3~5種。一向蜂起・民乱・紙上遊説・兵士扇動・宗教復興
  • 虚言: 3~5種。役者式・詐欺師・二重間諜・中立偽装・外交欺瞞
  • 政治・軍事・宗教のテーマ別に流派をグループ化。プレイタイプ別のマッチングが明確。
  • 25-有名分隊と軍学流派の直接連携 (軍学免許の保有時、特定の有名分隊の雇用条件を緩和)。

#§ このセクションのファイル一覧

#参照文書

本編必須:

1次拡張:

本拡張内部:


#§ 香 — 同じ陣法、異なる名

明の浙江のある軍営。戚継光の部隊の下級将校が自分の歩兵横隊を点呼していた。最初の横隊が膝をつき、手にした火縄銃が同時に発射。次の横隊が一呼吸おいて一斉射撃。次の横隊がまた一呼吸。三段一斉射撃であった。

同じ軍営の別の一角で、オランダから来た軍事顧問が自分のノートに図を描いていた。彼が指で戚継光の部隊の陣法を指した。そして自分のノートの図を見せた。マウリッツのカウンターマーチ(countermarch)。1594年にマウリッツ・ファン・ナッサウ伯が確立したオランダ歩兵の陣法。

戚継光の部隊長が図を見た。自分の陣法とまったく同じ陣法であった。

「これが我らの正方陣(正方陣)だ。」部隊長が言った。

「我らのカウンターマーチだ。」オランダ人が答えた。

二人は互いの陣法を比較した。命令の信号が違った — 明は太鼓で、オランダは号角で。横隊の長さが違った — 明は9名、オランダは12名。しかし本質は同じであった。 ある横隊が射撃する間に次の横隊が装填、次の横隊が次、次、次 — 絶えることのない火力の流れ。

「誰が先に見つけ出したのか?」部隊長が問うた。

オランダ人が微笑した。「あなた方が1560年代にやり、マウリッツは1594年にやった。我らが遅れた。」

「我らも遅れた。漢の時代に弩(弩)を射ていた者たちが同じ陣法を使ったと聞いた。」

同じ呼吸が異なる時代、異なる大陸で別々に発見される。 指揮とはそうした技芸だ — 誰が先かではなく、誰がより自分の陣法へと作り上げたかの問題なのだ。


「言葉は刃より遠くまで届く。嘘はそれよりさらに遠くへ。」